インドのシングルモルト、
アムルットを紹介したが、
多くの人が間違ってしまうのだが、
インドは広く、ゴミゴミした。
人の多い、町ばかりでは無い、
特に、このアムルットの蒸留所がある場所は、
インドの「田園都市」と呼ばれる。
美しい町である。
カルナータカ州はバンガロールと言う町、
このカルナータカ州は、元は王国だった。
名をマイソール王国と言い、
マイソール戦争によって、
イギリスに1799年に植民地とされる。
イギリスの統治下にあった。
いつも、私がお酒は歴史を覚えると、
良くわかると、言っているのはこういう事である。
戦争、侵略の後ろには、必ずお酒がある。
少し前にビールのIPAを説明したが、
インドにいるイギリス人の為に、
改良された種類で、良い例である。
そして、2004年にアムルットは、
発売されるのだが、この時の蒸留所の、
マスターブレンダーが気候の違いで、
熟成年数が違う事を見つける。
アムルットの一年は、スコットランドの、
三年に匹敵すると試算する。
ここで、間違えてはいけないのが、
暑い国では熟成が早くなると言うのは、
台湾のカバランでは無く、
インドのアムルットの方が先で、
カバランは2006年から製造開始なので、
アムルットより後と言う事になるのだが、
僅か、数年で、数々の海外の賞に、
輝けば、印象は強くなる。日本のウイスキーが、
海外の賞を取り出すのに、何十年掛かった事か、
また、このカバランも台湾と言うだけで、
なかなか受け入れられないが、
それが偏見と先入観と固定観念、
2020年の東京ウイスキー&スピリッツ
コンペティションに於いては、
一位から三位まで、全てがカバランの、
独占状態、十位以内に四本が、選ばれると言う、
快挙を達成している。まあ、このウイスキーは、
日本人の味覚にもフットしていると思う、
が、そう言われれば、どうだろうか?
一位から三位を独占、
かなり見方が変わったのでは、
無いですか?どうですか?
ウリボウさんのブログ「袖とウイスキー」↓