黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 偏見と先入観と固定観念 3

偏見や先入観、固定観念を持つと、

ウイスキーの世界は極端に、

狭くなると言う事を、

書いてきたが、違う事で気になる事が、

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このアムルットだが、蒸留所の標高が、

世界で一番高いと言う、

スコットランドでは、この前少し書いた、

ダルウィニー蒸留所が一番高く326m

 

意外と知られていないが、

サントリー白州はそれより高く、

700m、アムルットは、

914mなのだが、

 

アメリカはコロラド州に、

2004年に設立された。

ストラナハン蒸留所は、

マイル ハイ シティーにあり、

 

標高は1600m、なのでウイスキーの、

蒸留所としては、世界一のはずなのだが、

アムルットが世界一と言うのを、

未だに良く見かけるのが、謎だ・・・

 

この高さになると、自然と減圧蒸留となる。

気圧が低くなれば、沸点が変わるので、

温度を下げ、調整するのだが、

蒸留器の中の気圧を下げて行うのが、

 

普通の減圧蒸留だが、ここは標高が高いので、

自然とそうなると言う事である。

モルト100%の二回蒸留、

アメリカンウイスキーにして、

 

コロラドウイスキー

そして、オレゴン州でも、

アメリカンシングルモルトは誕生している。

クリア・クリーク蒸留所、

 

こういうウイスキー仕入れたいが、

偏見と先入観と固定観念の前では、

どうにもならない、大きな壁である。

アメリカも次々と蒸留所が出来、

 

ニュージーランド、オーストラリア、

韓国、もう覚えられないぐらい増え、

勿論、日本も、あちらこちらに、

蒸留所が誕生している。

 

まるで、毎日が、

ウイスキーのお祭りのような状態、

こんな状況の中でも、

歴史が無い=不味いと言うような、

 

最悪の固定観念では勿体ないと思う、

いつまでも、山崎、マッカランでは無い、

大変な時代に突入している。

特に大阪人は損をしたくない、

 

と、言う意識が強い、

これが、シングルモルトの普及の大きな足枷である。

が、それでは新しい扉は開かれない、

自分自身も成長しない、

 

ウイスキーを愉しむには、

タダでは無理で、当然だがお金が掛かる。

が、色んな物を飲み、色んな事を知れば、

一杯の味わいは、どんどん変わって来る。

 

自分のレベルを上げ、一杯の価値を上げる為には、

自身の努力は勿論だが、投資が必要である。

損して得取れと言う言葉もあります。

新しいウイスキー挑戦しませんか?

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