悲報は続くどこまでも、
千葉真一さんに続き、
大阪のおっちゃんまでもが、
笑福亭仁鶴さん、誠に残念である。
子供の時、この人を見ながら、
育って来た。
と、大阪のおっちゃんでも、
全国的なスターになれると、
夢を与えてくれた方である。
まあ、今では当たり前なのだが、
当時では、凄い事だったように思う、
何と言っても、ボンカレーのCM、
観ない日はなかった。
いや、個人的に、幼い日に、
この仁鶴さんの声を聴かない日がなかった。
小学校の低学年だったと思う、
暇を持て余した母が、
お金にならない内職を始めた。
すると当時では、まだ珍しかった。
テープレコーダーを父が買って来た。
しかしテープには、一曲しか、
歌が入っていなかった。
母は、巻き戻しては聞きを繰り返し、
永遠にその曲が家の中で流れていた。
あれは、何年続いただろうか、
と、言うか、母も良く飽きなかったと思う、
その歌が仁鶴さんの「おばちゃんのブルース」
わたしゃ ビ~ルの~お掃除おばあちゃん~・・・
謹んでお悔やみ申し上げます。