非情事態宣言は解除され、
午後９時まで営業出来る事になり、
少しはマシにかと思ったら、暇・・・
で、パソコンでネットを覗き込む日々、
そのネットニュースで、
懐かしい物を見た。
恐ろしいぐらい燃費の悪い車、
まあ、良くも悪くも、
伝説の車種だろう、
時は、正にバブル期真っ只中、
まあ、バブルの申し子と呼んでも、
間違いないだろう、
私は、深夜の車の番組で、
所ジョージ氏が、
その車を絶賛されていて、
存在を知ったのだが、
名を、ユーノスコスモ、
市販車では世界初の、
３ロータリーを搭載した。
モンスターカーである。
にも関わらず、所ジョージ氏が、
絶賛していたと言うだけで、
その車を探した。
で、見つけた。
勿論、２ロータリーの１３Bでは無く、
３ロータリーの２０B
購入してから、その車の、
恐ろしを一瞬で味わった。
まあ、記事にも書いてあるが、
L3・・・いや平均すれば、
L2、しかもハイオク専用、
夏場が強烈で、エンジンルームからの、
熱気が半端では無く、
クーラーを全開にしても、
プラマイゼロ、兎に角暑い・・・
ボンネットで目玉焼きが作れると、
いつも思っていた。
冬場も強烈で、エンジンが回るまで、
かなり時間が掛かり、
ガソリンを垂れ流す。
しかし、踏めばわかると言う、
キャチコピー通り、
信じられない速さでメーターが上がる。
凄まじい加速、慣れるまでは、
恐怖すら感じた。
雨の日が恐く、変なタイミングで、
アクセルを踏めば、工事用の鉄板や、
横断歩道の白線でも滑る。
大きなスピンを二度経験した。
死ぬかと思った。
大人のラグジュアリーカー的な、
コンセプトもあったのか、
レーシングカー的な強化サスペンション、
では無く、高級車的な滑らかさ故に、
コーナーで突っ込むのは死を意味する。
後期にはハードサスペンション型も、
発売されているが、
猪突猛進、直進専用車、
その後も、車は色々と乗ったが、
皆、加速が遅く感じて仕方なかった。
まあ、L２でハイオクで、
オイルも補充しないといけない、
そんな車を２０代で乗っていたのだから、
バブルとは狂気の時代だったのだろう・・・
