「日本よ、日本、わしらがお国、
まだ、守れるぞ、時間はあるぞ、
どんどんがどん!」
その中で、斎藤こずえさんが、
歌っていた。それを観て、
いつも小学校に行ったのだが、
いや、既に時間は無い、
東京のとんかつ屋さんの、
ご主人が、自ら油を被り、
全身火傷で亡くなられた。
以前、このニュースが出た時から、
気になっていたが、
やはり、そうだったのか、
と、思った瞬間、
猛烈に怒りを感じた。
元凶はコロナである。
それは揺るがない、
そして、その道を選ばれたのも、
ご自身である。
なのであるが、この怒り、
やはり、矛先は行政に向いてしまう、
遅い、遅い、遅い、何事も、
マスクすら、未だに届かない、
街角では、既にマスクが売られている。
形だけの政府と言うのが浮き彫りに、
これ、誰も怒らないのか?
今や、議論を重ねているのでは無く、
ネット上では、罵り合いの無法地帯、
そんな暇があったら、
こういう悲しい事を、
何とかしてくれと、言いたくなる。
事が起こってから、
何を言っても、張りぼてに過ぎない、
このご主人、年代も私と近い、
一度、色んな意味でほっとする時期、
で、ありながら、中途半端な年代、
今更、転職、今更、新規で、
なかなか難しく、苦悩する。
しかし、私が敬愛する伊能忠敬は、
五十代から始めたのだが、
だから、偉人であり、
私のような凡人には、
無理難題である。
しかし、この死は、絶望の結果なのか、
何かに対する怒りなのか、
自分自身で油を被るとは、
壮絶過ぎて、言葉もない・・・
第二、第三のこういう悲しい事が、
怒らないように、私も無収入で、
頑張っている。どうか救える命は、
救って欲しい、日本よ、日本・・・
土俵は違えど、同じ飲食店仲間として、
心から、ご冥福をお祈り申し上げます。