プライベートが何かと、
話題になる、ジョニー・デップ、
が、まあ、そんな事を言い出したら、
日本の昭和の銀幕のスターや、
喜劇役者や、芸人さん達にも、
数々の豪快なエピソードがある。
そんな事が出来るだけ、
羨ましい限りの、
彼と同じ年齢の私・・・
私は、先日も新幹線のスピードを、
遥かに越えた勢いで話す、
おばさんの相手をした。
完全にリニアモーターカーに達している。
しかも、自分の生い立ちを、
話されているが、私には、
サッパリ解らない、
取りあえず、落ち着いて下さい、
と、何度も言ったが、
全く無視・・・
しかも、話が支離滅裂で、
二つの人格があり、
二人の話を一度に聞いているようだった。
いや、まあ、恐るべしエネルギー、
それは、良いのだが、
そのジョニー・デップが、
来年、日本でロケをすると言う、
題名は「MINAMATA」
若い方は知らないだろうが、
「水俣病」であり、
何度も記録映画のような物を、
観た記憶がある。
その「水俣病」を、
カメラで撮影した。
アメリカ人カメラマン、
演じるようだが、
このユージン・スミス氏だが、
取材で訪れたチッソ工場で、
交渉に来た患者や新聞記者、
約20名と共に、
会社側の雇った。
暴力団により、カメラは壊され、
脊髄を折られ、片目を失明すると言う、
大けがを負わされる。
会社の作業服を来た。
中身は暴力団と言う記述もあるが、
1972年の事件、
混乱と、カオスな時代、
暴力団なる。
やくざが町を横行していたのは、
事実だ。
と、同じく公害病も、
運動場の朝礼台に、
赤や、黄色の旗が立つ光景は、
記憶にある。
「水俣病」
「第二水俣病」
「イタイイタイ病」
「四日市ゼンソク」
四大公害病だが、
この中の「四日市ゼンソク」が、
当時のTVアニメ「タイガーマスク」で、
取り上げられたのだが、
その描写が、おぞましく、
完全に死の町のような風景が、
展開された。今では考えられない、
いや、当時でも、四日市が良く許可したものだ。
55話「煤煙の中の太陽」だが、
子供の時の記憶は、凄まじい、
未だに、少し恐いイメージが、
残っている・・・
そんな、昭和40年代の日本を、
どう描くのか、
どう演じるのか、
実に興味がある。
好演を期待する。
同じ歳として・・・