黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 家飲みのすすめ 3

補償、補償と、まるでカンダタ

正に芥川龍之介 蜘蛛の糸状態、

大阪は難しいようだが、私は元々諦めていた。

期待してて出なかったら、悲しい、

 

それより、期待しないで出たら、

嬉しいでは無いか、いや、出ないか・・・

元来、水商売、不安定の極みである。

まあ、これはブログなのであまり書くと、

 

そんな事より 「家飲みのすすめ」

第三弾!今宵もウイスキーを、

焼酎を良く飲まれる方が、

ウイスキーは高いからと言うが、

 

当たり前である。度数が違う、

焼酎は高度数の物も一部あるが、

20%~25%

ウイスキーは40%を越える物が多い、

 

と、焼酎にも一部あるが、

熟成と言う長い年月が必要、

その辺りに理解が無いのが、

誠に残念な話である。で、今回はこれを!

 

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オールドオーバーホルト

アメリカのウイスキーであるが、

バーボンでは無く、ライウイスキーとなる。

アメリカにはバーボン以外にも、

 

アメリカンブレンディドウイスキー

コーンウイスキー

アメリカンシングルモルトウイスキー

ホイートウイスキー等がある。

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 左から順に並んでいる。

番外編では、かなり前にジンビーム社から、

発売された。ホワイトウイスキーと、

称する物もある。

 

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ゴースト、僅か一年の樽熟成、

法律の違いがなせる技なのだが、

それを書くと長くなるので、

省略して、あれ?この人確か大統領のような、

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いやいや、どうしても、

そう覚えてしまっているのだが、

なので、古い書籍を取り出し確認、

懐かしい、昔は熱心に良く読んだ。

 

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そう、アブラハム・オーバーフォルトさん、

エイブラハム・リンカーンでは無い、

そのアブラハムさんが、1810年、

ペンシルバニア州、ウエストモーランド郡で、

 

生み出した銘柄である。

この書籍によれば、

現在は、ジムビーム社の生産と、

なっているとある。

 

では、何故オールドオーバーホルトなのか、

まずは初心者の方が、

いきなりバーボンでは荷が重い、

ので、まずはこれから、

 

ライ麦主体なので、

味わいはスッキリしていて、

バーボンのような、うねるパワーは無い、

当店では良く出るのだが、

 

それは、私がカクテル、

マンハッタンで使用するからである。

マンハッタンのレシピは、

ライまたはバーボンなので、

 

使用銘柄の範疇が広くなる。

で、ここからが上級者向きになるが、

色んなBARに行かれた時に、

是非、マンハッタンと注文され、

 

バーテンダーが何を手に持つか、

これが面白い、まあ、色々とある。

先に紹介したカナディアンクラブ、

メーカーズマーク、

 

マンハッタンにはカクテルの女王と言う、

肩書と、インディアン用語で、

泥酔野郎と言う本来の意味が、

あるのだが、私は女王らしく、

 

エレガントにと言う意味合いで、

オールドオーバーホルトを、

使用しているが、

かなり昔に、老舗BARの扉を開け、

 

マンハッタンと注文すると、

苦味酒である。

アンゴスチュラビターズで、

リンス、氷を洗い、

 

出て来たのは、ワイルドターキー・ライ

90mlは入っていた。

そのマンハッタンには、

四苦八苦した、いやトラウマになった。

 

まあ、アンゴスチュラが、

喉に引っ掛かる・・・

温度もかなり温めだった。

マティーニの場合は、

 

最近は増えたが、ジンは限られ、

本格的な店なら、冷凍庫保存なので、

温度のバラつきも少ないが、

マンハッタンはウイスキーなので、

 

勿論、常温をミキシングするので、

バーテンダーによって、

温度にバラつきがある。

故に私は初めてのBARに行けば、

 

必ずマンハッタンを注文する。

そこで一度、BAR好きの貴方へ、

そのBARのマンハッタンを飲み、

オールドオーバーホルトで出来ますか?

 

と、尋ねてみればどうですか、

BARの最優先レシピはお客さんの、

レシピなので、断る理由は、

ありませんから、

 

但し、コロナが消息してからの、

話です。で、今回も、ハイボールで、

音楽はバーボンでは無いので、

粘るブルースでは無く、

 

スッキリのカントリーを、

私のお勧めなら、アラン・ジャクソンは、

どうでしょうか、さりげなく歌う、歌声が、

このお酒のイメージに合うような、

 

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Alan JackSon Greatest Classic Country Songs - Alan JackSon Best Country Music Of 60s 70s 80s 90s

※私が「家飲みのすすめ」として、

書いているウイスキーは、コスパに良い物を、

ただランダムに紹介しています。

そして出来るだけ、

初心者の方へと思い書いてますが、

会ったことも無いあなたに、

そのウイスキーが合うかどうか、

私には解りません。

何度も言いますが、ウイスキーは、

嗜好品、好みの問題があります。

それと経験値、RPGのゲームと同じ、

経験値が低ければ、木の棒を持ち、

経験値が上がれば、銅の剣、鉄の剣と、

変わって行くのと同じです。

焦らず、慌てず、ゆっくりと、

楽しみながら、経験値を上げて行きましょう、

最も大事なのは飲み過ぎに注意です。

と、最も問題なのは、

これ役に立ってるのか?・・・です。