黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 さらば平成!

元号改元が迫っている。

平成ともお別れになり、

元号の令和の時代が訪れる。

そこで、当店も何か無いかと、

 

かなり前から考えていたのだが、

これは、どうだろうか?

元号改元記念!

明治39年のブランデーを飲もう!

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1/3程残っている。

ラ・メゾン・プーシェと言う、

ブランデーなのだが、

どうも、蒸留所は現存しているようなのだが、

 

それ以上、このネットでは追えなかった。

まあ、キップの蝋の量が、

大量で、開封に一苦労した。

コルクの異常な長さにも驚いた。

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ラベルにも蝋が張り付いていて、

画像では、解りにくいが、

実際に見ると、1906と、

刻印されている。

 

流石にお高い物だったが、

これが、1800年代だと、

多分、もう一桁変わるだろう、

タモリさんが、その1800年代の、

 

ブランデーを飲まれたと、

TVで言われてたが、

ブランドと、どれくらいの量かは、

不明だが、一杯、20万円と、

 

聞こえた・・・

まあ、それぐらいは、

するだろう、と、私らは、

職業的に相場が解るが、

 

流石に一般の方が、

20万円と言われたら、

ボッタクリ!と、なるだろう、

ましてや、この我が町では、

 

命の危険を感じる・・・

かなりムキになって、

オークションで戦った。

逸品だが、ブランデー、

 

ブランドと言うより、

1906年と言う符号に、

魅かれたのである。

日本では、明治39年、

 

この年の1月に亡くなられた。

方が、居る。

しかも、私の祖父と同じ日にち、

1月15日である。

 

その人物が、

かの有名な楢崎竜、

お竜さん、そう坂本龍馬の奥さん、

度々、色んな方がドラマや映画で演じ、

 

話題になるが、

どう考えても、

森下愛子さんが演じたのが、

個人的には良かったのだが、

 

楢崎竜さんについては、

実は、かなり調べこんでいるのだが、

最近、ブログで披露するのが、

面倒臭いだけの話なのだが、

 

この方をご存じだろうか、

久邇宮朝彦親王

(くにのみやあさひこしんのう)

中川宮(なかがわのみや)

 

と、呼ばれ、皇族の方で、

幕末には粟田宮(あわたのみや)

と、呼ばれ、

後には、天台宗の、

 

第二百二十八世天台座主に、

就かれている。

比叡山では住まれてないが、

住職にあたるようだ。

  つづく・・・