昨夜、奥さんから連絡が来た。
最近は悪い報せばかりなので、
多分、そうだろうと、
やっぱり・・・
以前住んでいた家の前の、
おばちゃんが亡くなられたと・・・
この方には、大変お世話になった。
が、お世話になっている時は、
それが、気づかない、
離れてみて解る、
まだ、子供が小さく、
私たち夫婦が居ない時は、
いつも、おばちゃんが、
自分の家で子供達の面倒を見てくれていた。
私はおばちゃんが暇で、
子供が好きだから、
単にそう思っていたが、
そうでも無かった事が、
暫くして解った。確かに時間があり、
子供が好きなおばちゃんだったのだが、
ある日、下の子が、
おばちゃんの家で、
少し、手をくねったと、
すると、おばちゃんが上に下への、
大騒ぎになり、
病院に連れて行くと、
で、確か妻が帰り、
連れて行ったが、
やはり、何とも無かった。
で、私が迎えに行き、
三人で帰ると、
おばちゃんが家の前で待っていた。
そして、次女を抱きしめ、
何度も何度も、
「ごめんね、ごめんね」
と、言った・・・
別におばちゃんが悪いわけでは無いのだが、
やはり、人様の子供を、
預かると言う事の、
責任の重大さ、
気概を感じた。
上手くは言えないが、
ああ、そうだったのか・・・
と、その時、初めて思った。
おばちゃんの好きだったコーヒー、
次女も良く飲ませて頂き、
今でも好きなようだ。
少しだが、
遺伝子を頂いております。
ありがとうございました。
今更ながら、子供達がお世話になりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
坂本
生きている限りは、
送るのが務めなので、
本日はお通夜参列の為、
20時30分からの営業になります。