何だか大変な事になって来た。
NHK朝の連ドラ「マッサン」
本格的なウイスキーを造りたいマッサン、
売れるウイスキーを造りたい鴨居さんが対立、
マッサンが解る人にだけ飲んで欲しいと、
確かにそれは私も同じで、
飲みたい人、解る人に飲んで頂きたい、
価値観が解らない人にはただただ高い酒と言う事になる。
しかしそれでは売り上げは上がらない、
鴨居さんの言う事も良く解る。
まあ、水掛け論なのだが、
BARは文化だと言われる。
それは酔う為だけのお酒では無く、
味わうお酒にならない限り、
そうはならない、
その一杯のウイスキーがどうして造られたか、
どういう歴史があるのか、
そういう事が解れば、
重みも価値観も変わるのだが、
「何でもええねん」
「酔えたらええねん」
では、BARの必要性も無いのだが、
が、わざわざBARに現れて、
嫌な事を言ったり、絡んだり、
恥かしくないのだろうか、
それが不思議だ・・・
そういう私も鴨居さんとマッサンの狭間で苦しんでいる。
が、こういうウイスキーは確かに解る人にだけ、
飲んで欲しいだろう、
と言うマッサンの声が聞こえそうだ。
「ニッカ シングルモルト北海道 12年」
酔えたら何でもいい人へ
- 出版社/メーカー: 清洲桜醸造(株)
- メディア:
- この商品を含むブログを見る