先日、ウイスキーを覚えたいと、
若い人が次々と来店、
一人終わると、
又一人現れ、
それが終わると、
又一人、
そして又一人、
同じ事を一日で何度も話した。
疲れたが、そういう苦労は大歓迎だ。
百倍疲れるのは、
意味不明な理不尽な絡み、
雨の日曜日だった、
前半から、強烈な個性の方々が、
何度も同じ事聞く人たち、
まあ、若い方達とは違い、
本気で覚えようとはしないので、
そうなるのだが、
まあ、それもそれで良い、
魔の0時過ぎ、
ここが地獄との分かれ道、
来た!
泥酔・・・
何度も来るおばさん、
前回はブルーチーズを知らなかったようで、
注文して不味いとキレた。
今回はその復讐のようだが、
意味が解らない事で絡んでくる。
「私は還暦や」
「はあ」
「ババアやおもっとるやろ!」
「いえ、別に」
「私は人を裏切らない」
それは良いのだが、
人に迷惑を与えている。
「ちゃんと聞け!私は本物やぞ!」
本物の意味が解らない・・・
「ところでお前は誰や!」
「私はマスターですが」
「違う!偽者や!」
「いやいや、いつも私ですよ」
「前のマスターは死んだのか?」
「・・・・」
「前のマスターは死んだのか?
「・・・・」
このままの会話が約一時間続いた。
後、30分続いたら呼吸困難で、
本当に死んでしまうとこだった。
いつも不思議に思うのだが、
こういう人が多々居られるのだが、
それが楽しいのだろうか、
そして最後にお金を投げつけて帰る。
いつまでもこんな事が続き、
これが仕事と言うのなら、
もう、辞めても良いのでは無いだろうか、
それか動画に撮ってネットに流そうか、
凄いアクセスが来て、
なんか儲かりそうな気がする。
まあ、神に祈ろう、
絡まれない日々が来る事を・・・
まあ、無理か・・・