黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

雪景色に会いに・・・

思い出した時は、

もう、終了間近、いや、近いので、

いつでも行けると、油断していた。

もう、コロナの影響で計画と言う、

 

観念が、おかしくなり、

何もかもが、曖昧でギリギリで、

ダラダラと、なっているが、

少し遠くにお弁当を買いに行く時に、

 

思い出し、その又、少し先まで、

足を延ばしたと言っても、

僅かな距離なのだが大阪は西区の

江之子島文化芸術創造センター

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終了2日前に、何とか到着!

「なにわの企業が集めた絵画の物語」

と、言う大阪を代表する大企業が、

集めた絵画の展示が、

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絵画だけでは無く、建築図面や、

建築模型、朝日新聞社大阪ガスビル等や、

金鳥の1930年ごろの海外向けポスター等々、

この豪華なパンフレットが付いて500円、

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と、値段をすぐに言ってしまう大阪人、

が、これ、内容がなかなか凄い、

小規模だが、正に大阪文化の象徴、

色んな物が詰め込まれている。

 

で、案内の方に、撮影はどうか尋ねると、

フラッシュを付けなければ構わないと、

まあ、度々問題となる。SNSへの動画、画像投稿、

これは、2つの正義の絡み合い、

 

撮る方は、宣伝に協力してあげている。

撮ってあげていると言う意識だが、

撮られる方は、迷惑になる事も多々ある。

なので、必ず確認と、

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私は、人物が映り込まないようにと、

配慮しているが、この日、平日にも関わらず、

いや、コロナにも関わらず、凄い人、

誰も居なくなる瞬間を待つのに、一苦労、

 

まあ、色々とご紹介したい絵画はあるのだが、

まあ、それも無粋なので、

一つだけ、今回、私が会いに来たのは、

佐伯祐三 作「雪景色」

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若くして亡くなった天才画家、

佐伯祐三氏は、元々は大阪人であり、

名門、北野高校の出身である。

私が、どこに行っても、

 

古い壁があると見てしまうのは、

この人の影響であり、移転前の店壁の色、

現在の店の外観も、

この方の作品を参考にした。

 

と、氏の作品の中に、

真っ黒に焼け焦げたような、

ノートルダム大聖堂があるが、

火災のニュースで、すぐに頭に浮かんだ。

 

で、この「雪景色」と言う作品だが、

これ、実に90年振りの一般公開、

所蔵されているのは、日本生命さん、

田舎の景色のようだが、

 

実はこれは、東京、現新宿区にあたる。

下落合の風景である。

パンチのあるインパクトは無いが、

清楚で、静寂を感じる作品である。

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                                     つづく・・・

コロナにとどめを!

疫病退散!サンクトガーレンさんの、

アマビエIPA入荷してます!

お早めに!

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