福岡県初のウイスキー、
朝倉市の老舗蔵元「篠崎」で、
クラフトウイスキーの製造が始まる。
増殖を続ける日本のウイスキー、
30メーカー程に膨れ上がっている。
把握しきれないし、揃えきれない、
正にウイスキー戦国時代、
これは、海外の需要が大きい、
日本のウイスキー人気が高いのだ。
30年以上前から、
ウイスキーの本を買うと、
必ず、世界五大ウイスキー、
カナディアン、そして日本となっていたが、
良く考えると、誰が言ったのか、
なのだが、その当時から、
五大ウイスキーに入っていたか、
日本が勝手に言っていただけかは、
定かでは無いが、ここ10年ぐらいは、
完全に仲間入りをしたのでは、
その世界の扉を開けたのは、
私は、ニッカさんだと思う、
2000年のウイスキーマガジンの、
品評会で最高得点を獲得した。
しかし、2000年頃では、
まだまだウイスキーをストレートで飲む等、
日本では信じられない行為、
パワーは半端では無く、当たり前だが、
一般流通するようなウイスキーでは無い、
一本持っているが、完全に飲み手を選ぶ、
しかし、困ったのは、こうしてTVのニュースで、
新蒸留所誕生と流れると、
そのウイスキーがあるか?と、
尋ねて来る方が居るのだが、
焼酎では無く、ウイスキーなので、
樽に入れ、眠らせる熟成が必要、
完全体で出て来るには、
やはり3年以上掛かる。
と、少量生産なので、
サントリーさんやニッカさんのような、
大規模工場では無い、
その大規模工場でさえ、
今は原酒切れを起こしている状態、
こちらとしても、手に入れようが無い、
と、言うような意味合いが、
幾ら説明しようが伝わらない、
解らない人達、
解らない、解らないと言われても、
こちらとしても、
これだけ増えれば解らない、
飲んで無いのだから・・・
山頭火風に言うなら、大変な時代で楽しい