85年ぶりよりも、さらに長い、
89年ぶり、実に惜しい、
あと一歩の第4位、
しかし、89年ぶりの馬術と言えば、
いや、もう馬術と言えば、
バロン西、西竹一氏、
そして、硫黄島、
長い、実に長い、89年、
日本馬術界は、若き良き指導者を、
硫黄島で亡くしてしまった。
クリントイーストウッド監督の、
「硫黄島からの手紙」を見て頂ければ、
私と同じ年の、伊原剛志さんが、
西竹一氏を好演している。
1932年のロサンゼルスオリンピック、
愛馬ウラヌス号と共に、
金メダルに輝く、
これが、日本馬術、唯一無二のメダル、
その記録に挑んだ戸本一真選手、
勝ち負け、メダルだけでは無く、
凄い物を背負っての出場だったように思う、
ロサンゼルスの金メダルで、
世界的にも有名になったバロン西、
硫黄島でも米軍から投降を呼びかけられるが、
応じなかった。この様子が、
少年期に熱心に観た。
描かれている。勿論、子供の時は、
何のことだか解らなかった。
そして、又次がある。受け継いで欲しい、
42歳の若さで亡くなった西さんの思いを・・・