黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

掛ける言葉が無い・・・

昨日、記事に書いたが、

大阪のカラオケパブ、

女性オーナー殺害事件、

その被害者のお父さんの言葉が、

 

ネットに上がっていたが、

遺体と対面しても、

顔も解らない状態だったと、

掛ける言葉も無い・・・

 

この事件は私には他人事ではない、

私には二人の娘が居るが、

姉の方は結婚するまで、

3年間、ストーカー行為、

 

付きまといに悩まされた。

当時は、まだまだ警察も、

ストーカー如きでは、

これと言って、何もしてくれず、

 

私自身で戦い、人物も家も特定でき、

ストーカーを私がストーカーするようになった。

すると、引っ越したのか、

近所をうろつかなくなった。

 

そして姉の方は結婚し、

この町を離れた。

自分の生まれ育った町だが、

店を出して驚いたのは、

 

キタの新地や、ミナミの繁華街と違い、

兎に角、女性に執着する人が多い、

まあ、新地や、ミナミには、

溢れるほどのホステスさんが居て、

 

目移りもするだろうが、

この小さな下町では、

絶対数が少ない、故に一人見つけると、

異常なまでの執着が起きるのだと思う、

 

特に年齢を重ねると、その執着は強くなる。

やはり、おじさん達、年を取ると、

出会いも少なくなるからだろう、

故に、未だに女性を求めて来る人は、

 

後を絶たない、20年以上、

BARは恋人紹介所では無いと、

言い続けているが、状況は左程変わらない、

試行錯誤し、カクテルを進化させようが、

 

苦労に苦労を重ね、

貴重なウイスキーを手に入れようが、

この下町の欲望の前では、

一切が無力であり、

 

自分が一体何の仕事をしているのかさえ、

解らなくなり、馬鹿らしくなって来る。

が、それが下町の宿命なのかもなのだが、

今度は次女にストーカーが・・・

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