数年前、地元の総合病院の、
広報誌に、毎月コラムを書いていた。
初めは、お酒の話だったが、
病院でお酒の話？
と、笑われ続けたが、
いや、あの～薬が無い時代は、
お酒が薬だったんですが・・・
元々蒸留と言う技術は、
錬金術師が薬草から、
エキスを取り出し、
エリクサーを作る事から始まる。
ジンも、マラリアの薬、
トニックウォーターも同じく、
安定剤代わりに使われ、
まあ、書き出したらキリが無いのだが、
何年かに渡り、連載していたら、
流石にネタが無くなり、
悩んだ上に思い付いたのが、
特撮ドラマ「ウルトラマン」だったが、
これは、お酒の話より、
爆笑された。病院の広報誌と、
ウルトラマンが何の関係があるのかと、
面倒臭いので、詳しくは語らなかった。
が、心の中で、本当に人間とは、
上辺の物しか目に入らないものなのだ。
と、逆にがっかりした。
まあ、このネットの中に居る。
マニアの方々の足元にも及ばないが、
ウルトラマンに関しては、
かなりの本を読んでいるので、
自信はあった。
と、同時に当時のクリエーター達は、
社会批判等を盛り込んで、
ドラマを作っている事も、
気付いていた。
有名なのは、バルタン星人、
広報は当時の人気女優、
シドニーバルタンだと言ったが、
これは、当時、ヨーロッパの火薬庫と、
言われた。バルカン半島で、
ストーリーを考えれば納得が行く、
広報は必ず、嘘を言うのだが、
当たり前だが、本当の事は言えない、
と、自力で考えた。元は人間だった怪獣、
強烈な批判である事は、
ストーリー、登場人物のセリフを、
考えると明白である。
と、最近、ふとした事で、
ある怪獣の正体が解ったのだが、
それは、又、次の機会で、
では何故、ウルトラマンなのか、
それは、スポンサーを考えれば、
簡単な話なのだが、
一社提供のスポンサー、
それは、武田薬品さん、
もう、解りましたか？
そう薬なのだと思います。
ウルトラマンとは、
それも、特効薬、
地球と言う母体で暴れる。
悪性ウイルス、怪獣、宇宙人、
それを撃退する特効薬、
科学特捜隊は、医療スタッフなのでは？
この事に完全に気付いたのは、
耳に入ったミクロの怪獣、ダリーを、
セブンが自らもミクロ化し、
戦うと言う話だった。
いや、もうそれ薬じゃないかと、
このコロナの時代に、特効薬の、
ウルトラマンが来てくれればと、
コロナ疲れで、少し、おかしくなって来ている。
今日この頃である・・・
