黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 家飲みのすすめ 6

好色一代男井原西鶴の事を、

TVでやっていた。

少し前にネットで、

こういう言葉を読んだ。

 

異端児は認められた瞬間から、

最先端になる。と、

正にこの言葉が当てはまる。

井原西鶴であるが、

 

そんな男がバーボンの世界にもいる。

バーボン造りに、

初めて科学を持ち込んだ。

医者であり、科学者のジェイムズ・クロウ博士、

 

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その名に因んだ。オールドクロー、

それまでのバーボンは、

経験と勘に頼っていたので、

品質のバラつきがあったが、

 

酸度、温度、糖度等を計る器具を、

持ち込み安定させた。変な器具を使っていると、

揶揄されたようだが、

今では、それが常識となっている。

 

サワーマッシュ方式の確立も、

クロウ氏である。

これは、又機会があれば、

詳しく説明します。

 

いや、説明しなくとも、

調べたら解りますが・・・

ボトルのラベルは変わったが、

松田優作氏の映画にも登場する。

 

それに憧れ飲んだが、

現行の物にも、その香りは少しあるが、

以前のは、もっと強かったような記憶がある。

ビニールの人形のような、

 

キューピーさんの頭のような、

リカちゃんの足のような、

塩化ビニール系の香りなのだが、

これが、飲み続けると、

 

少し癖になる。

二十代の半ば、若気の至りで、

ストレートで一本飲んだ。

あまり良く覚えて無いが、

 

次の日も、その次の日の昼ぐらいまで、

部屋がグルグル回転し、

胃の中の物は全て無くなった・・・

川のような物が見えたが、

 

多分、あれが三途の川だろう・・・

それは良いのだが、

これも、ハイボールが良いが、

是非、ストレートで、チビチビと、

 

リカちゃん人形を体験して欲しい、

つまみは、そう禁断の、

ビターチョコ等如何かな、

止まらなくなりますが、

 

バーボンの二日酔いは、

強烈ですから、

くれぐれもお気を付けて、

そして曲はこれで・・・


Led Zeppelin - Stairway to Heaven (Subtítulos en Español/Inglés) HQ

 

 

※私が「家飲みのすすめ」として、

書いているウイスキーは、コスパに良い物を、

ただランダムに紹介しています。

そして出来るだけ、

初心者の方へと思い書いてますが、

会ったことも無いあなたに、

そのウイスキーが合うかどうか、

私には解りません。

何度も言いますが、ウイスキーは、

嗜好品、好みの問題があります。

それと経験値、RPGのゲームと同じ、

経験値が低ければ、木の棒を持ち、

経験値が上がれば、銅の剣、鉄の剣と、

変わって行くのと同じです。

焦らず、慌てず、ゆっくりと、

楽しみながら、経験値を上げて行きましょう、

最も大事なのは飲み過ぎに注意です。

と、最も問題なのは、

これ役に立ってるのか?・・・です。