黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 田舎のねずみと都会のねずみ

同じ日に初めて飲むウイスキーを、
2種類試飲した。


一つは「わたせせいぞう」氏の、
「北のライオン」に登場する。
「グレンロッシー 10年」

オフシャルボトルの販売はなく、
このUD社の「花と動物」シリーズ有名だが、
このシリーズ、花の名や鳥や動物の絵が描かれているが、
この鳥、「ロッシー峡谷の野鳥」とだけある。


何の鳥なのだ。
どう見てもフクロウに見えるのだが、

あの人なら解るのだが・・・
そしてもう1本が、
ケイスケが尋ねて来た蒸留所、


「グレングラント 10年」

この2本を飲み比べた時、
突然一冊の童話が頭に浮かんだ。

「田舎のねずみと都会のねずみ」
町のねずみと言う表記もある。
田舎は土だらけの野菜を食べ退屈だが安全、
都会は美味しい物も沢山あるが、
危険も多い、どちらを選ぶかは、
その人それぞれの価値観と言うお話しなのだが、


1本は洗練されスタイリッシュな都会的な味わい、
もう一つは素朴でクラシカルな味わい、
典型的に違う対照的な2本だ。
さあ、どちらがどちらだろう、

「グレンロッシー」

「グレングラント」


今夜飲んだら解りますよ!
こういう組み合わせもあったのか、
気付かなかった。
正に死ぬまで勉強・・・