黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 マイナスをプラスに・・・

嬉しい事があった。
NHK朝の連ドラ「ごちそうさん」のひとコマ、
長女が美味しいが解らないと、
何故なら美味しい物ばかり食べているから、


この場面を観ていた当店常連氏が居れば、
必ず私を思い出したはず、
何度も、何度も、
店で私が言っている事と同じ、


ウイスキーも美味しい物ばかりを飲んでいると、
逆に何が美味しいのか解らなくなる。
そして、ウイスキーは出来上がった物、
それに手を加える事は限られる。


そのまま飲むなら、
出来るとすれば食べ合わせぐらいだろう、
最近はこういう物も出している。


南紀の珍味「うつぼの揚煮」
強いモルトを飲む時の、
付き合せとして、これが意外と合う、


そして、モルトも何を持って美味しいのかも、
嗜好品である以上、
結局は全ては好みなのだが、
やはりよく出来た物はある。


そういう評価の高い物はやはりバランスだ。
大体私はモルトに点数を付ける事自体、
あまり良い事とは思わない、
何故なら、よく書いているが、
誰の評価なのか、
と、言う事だ。


関西は昆布だし、
関東は鰹だし、
故に関西は薄味、


カクテルに関しても、
NBAレシピ、HBAレシピが日本にはあるが、
IBAと言う国際レシピが存在するが、
それは日本のレシピとは違い、
全て濃厚な物になっている。

日本人にはかなり濃い、
世界的ウイスキーの評論家と言えば、
海外の方、
当然食べて来た物も違う、


当店の常連氏が私が美味しいと言うウイスキーを、
同じように美味しいと感じるのは、
やはり同じような環境で育ったからだと、
私は思う、


そして、何度も言うが、
最高が20点とすれば、
それを20点以上にするのは難しい、
先にも書いた付き合せか、
シガー、葉巻等もあるにはあるのだが、


簡単なのはー20点を口にしてから、
20点を口にすれば、
その触れ幅は40点になる。


まあ、ドラマなので極端なのだが、
ごちそうさん」でも、
それを言っているのだ。


損をしないようにとする心が、
逆に損をする事になっている。
こういう言葉をご存知だろうか、


「損して得取れ」

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