黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

土佐稲荷神社と竜馬が行く・・・

一体ここに何回来ているのだ・・・・

これが私の店から、さほど遠く無い、

大阪は西区北堀江の「土佐稲荷神社」なのだが、


そしてこれはあまり知られていない、
この神社の右の直ぐ前に、
マンモスアパートなるものがある。

そこに見えている11階建てなのだが、
ん?
マンモスでは無い??
では、横に回ってみよう、









ご覧の通りかなりマンモスだ。


これが昭和30年代の建物なのだが、
当時は最先端で、かなりハイセンスな建築物だったと思う、


さあ、ここに住んでいた有名な方がいるのだが、
誰か解るだろうか?
この11階建ての10階に居た人物、
驚きますよ!













それは「司馬遼太郎」氏なのだ。



ここに昭和34〜39年、
司馬遼太郎」氏が住んでいた。

そしてここで


「竜馬が行く」は書かれている。



「竜馬が行く」を語る人は多いが、
ここで書かれた事は、大阪人でもあまり知らないと思う、
私が思うには、「竜馬が行く」を書く為に、
ここに引っ越されたのでは無いだろうか、
確かに当時の空気がこの辺りにはある。


そして氏はこの土佐稲荷神社を眺め、想像を広げたのだろう、
しかしここで書かれたと思うと、
嬉しいのだが、不思議な感じもする。
あれだけ夢中になって読んだ。
「竜馬が行く」なのだ。
2010年の時点で、
2400万部売れているようだ。



して余談だが、この「西長堀アパート」

よく調べると、「森光子」さんや、
野村克也」さんも住んでいた事があるようだ。
野球をよく知らない「司馬遼太郎」氏は
昼ごろ出て行く大男(野村克也)氏を
不思議に思っていたようだ。


最後に龍馬と言えば、「龍馬伝」の影響で、
福山さんと言う人は多いが、
こういう歴史的な事を知っている方が、
どんどん少なくなる。


掘り下げて考える人が減り、
平たく覚える人が増えたのだろう、
どちらも個人の自由で、何もいう事も無いのだが、
福山さんでも無く、香川さんでも無い、
本当の、龍馬、弥太郎がこの辺りを
闊歩していたのは、間違いの無い事実で、


ここで「龍馬が行く」
全8巻は書かれてたと言う事も、
知って頂きたい、
その為に、私は何度もここに来たのだ。
こうしてブログに書く為に・・・・


あなたはご存知でしたか?


土佐稲荷神社」↓


http://www.tosainari.jp/

竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)

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