黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

破壊屋 W

「水辺バル」を振り返ると、
実に、お客さんが良かった。
枚方、茨木、堺、千葉、下関など等、


いつもとは違う客層、
実に大人しく、綺麗に飲んで頂いた。
愚痴も無く、絡まれもせず、


実に気持ちが良かった。
理不尽に絡まれたり、
馬鹿にされたりすると、
自分達は楽しいだろうが、
こちらは笑顔が出ない、
お客さんに自然な笑顔が出ると、
こちらも笑顔になる。



それが本来のBARの姿なのだろう、
いや、BARに限らず、
お店の姿なのだろう、
すっかり、忘れていた、、、


そんな忙しい日に来られた。
当店の常連氏に対照的なお二人がいる。


お二人共、私よりも少し歳上なのだが、
その一人、M氏は
「365日の中の1日で、
後の364日は、又、常連の日だから、
今日ぐらいは協力しようと」


何とも、いい言葉を戴いた。



が、しかし、
当店の破壊屋 W氏が登場!

楽しく飲んでいる若者達に
「君ら何でこんな店に来たんや!」



この町の人なら、通じる冗談だが、
遠方の人達だ。




皆、驚いて、黙ってしまった、、、
少しして、横の若者が、
「いや、このお店は、いいお酒を出してくれてますから」
と、言うと、
「こんなん中身入れ替えてんねん」



この町の人なら、通じる冗談だが、
遠方の人達だ。
その若者が、
「あなた!営業妨害ですよ!」



と、怒り出した。
この町のルールは他の町では、
通じないと言う事だ。



楽しい宴を粉砕し、
W氏は楽しげに帰って行った、、、
その時、居合わせたお客様、
申し訳ありません、、、


ああいう酒でも美味しいのだろうか?
それが、疑問だ、、、、
そのW氏の口癖は、
「BARで一番大事なものは、
コミニュケーション能力だ」
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