昨夜、前半、
カウンターの片隅に、
女性が一人、
土曜日だと言うのに、
店は相変わらず暇だ。
清楚な感じで、
物静かな女性、
いつも思うのだが、
こういう時に、
当店の独身常連氏達は、
どこに居るのだろう、
いつもは、土曜日の前半、
ポツポツと、来るのだが、
誰も来ない、
薄利多売のチェーン店では無いのだから、
それは、それでいいのだが、
一人でも、二人でも、
居てくれれば、それはそれで、
話に花が咲くのだが、
来ない、、、、
暫くして、扉が開いた。
見かけない男女二人、
大人しい感じだ。
丁寧に対応した。
又、扉が開いた。
男女2人、
合流したようだ。
その4人の中、
一人は、中学の同級生、
I君だ。
「やあ、久しぶり」
「久しぶりやね〜」
と、挨拶を交わす。
そのI君が、
「誰か解る?」
と、他の3人を紹介した。
解らない、、、、
聞くと、皆、中学の同級生のようだ。
思い出せない、、、、
私の母校は、
第二次ベビーブームの影響で、
マンモス校だった。
その為、同じ組にでもならなければ、
顔すら解らない、
向こうも、私がよく解らないようだ。
ん〜下町と言っても、
流石に都会、
田舎なら、絶対にあり得ないだろう、
いや〜、でも、実に懐かしかった。
30数年ぶりの再開だ。
教室、廊下、どこかで、
すれ違ったはず、
何より、同じ空気を吸って育って来たのだ。
それだけでも、
嬉しい、
いや〜この不景気の中、
実によく飲んでくれた。
ありがとう、
そして、店は忙しくなり、
夜は更けて行った。、
そんな中、又、扉が開き、
女性が一人、
その方の口から、
懐かしい、名前が、、、、
続く
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