黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

何だかよく解らないが・・・

何が何だか、よく解らないのだが、
昨夜は、後半、カウンターが満席になった。
しかも、大半が20代前半の若者達、


あれこれと、忙しくなったが、
手抜きもせずに、丁寧にカクテルを作った。
しかし、その20代前半の若者達が、
一杯、数千円もするウィスキーを、
次々と飲む、


え、飲むの?
と、思わず聞いてしまった。
シングルモルトとカクテル、
実に理想的だ。


しかも、皆、実に熱心にお酒を学んでいる。
仕事の愚痴も無く、
皆、前向きだ。


お客さんは減ったが、
客層が変わり、
実に店が、清清しい光景になって来た。


10数年と言う年月が経ち、
カウンターに立つ喜びを改めて知った。
それを、私の娘と同じぐらいの若者に教えられるとは、
情けない・・・


そして、来るか来ないか解らない、
アルバイト「ハルク」が大活躍している。
電話を掛け、友達を呼び、
仲間を増やしている。


手足が短い、変な子だと思っていたが、
これがなかなか、人に愛されると言う、
スキルを持っている。


そうか、これは世代交代の始まりなのかも知れない、
私は導くのでは無く、見守る時代が来たのか・・・
昨夜は、ハルクの友人が来たのだが、
その子が画家だった。
抽象的な絵を描くのだが、
これが、実に味がある。


そして、皆にサンプルの絵を見せていた。
カウンターで、芸術論が展開されていた。
ありえない光景にかなり驚いた。


仕事を終え、少し飲んでいたのだが、
妙な充実感があった。
若い方に教わる事も沢山ある。
謙虚に行かなくてはいけないと、
自分に言い聞かせた。


しかし、ブログも店もやはり同じ、
アクセスが増えると、嫌なコメントも来る。
店も、入客が増えると、
嫌なお客さんも来る。


いくら、良いコメントが100来ようが、
1つでも嫌なコメントが来たら、
嫌な気分が続く、
店も、いいお客さんが100人来ても、
嫌なお客さんが、1人来れば、
嫌な気分は続き、店にも行きたくなくなる。


そんなお客さんの相手をするのもバーテンダーの仕事なのだが、
それも、度が超えると手に負えない、
女性客がいないと、怒ったり、
大声で、同じ事を何度も怒鳴ったり、
店に来て、携帯電話をいじるだけいじって帰る。
何をしに来たのだろう・・・


もう、懲り懲りだったが、
今、そういう人が居ない、
実は、そういう訳で、最近、早くから開けている。
まあ、早い時間は誰も来ないのだが、
気持ちよく仕事が出来る喜びを、
味わっている。


良かったら、お早めにどうですか?


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