黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

犬が笑った、、、

もう書かない事にしょうと思った。
けだるい夏の午後三時だ。
だが色んな文字や文章がぐるぐると頭を回る。
多少うな垂れていた絶望という駅に
向かう列車に乗っているようだ、、、
左目の視界の隅に犬の鼻が見えた。
私の顔を覗き込んでいる目が合った、
笑っている口元が確かに笑っている。
笑われた犬に笑われた。
馬鹿にしたのか励ましたのかそんな事はどうでもいいが、
二度見した。
笑っている笑ってんじゃねーよ!
キレた!プチキレた!すると書き始めた。
人は些細なことでもエネルギーに転換出来るのだと感心した。
だがやはり書くスピードが極端に遅い、、、、
パチスロの画面のように文字が回りいくら待っても揃わない、
納税に協力し過ぎるぐらい煙草を吸う、
考えたくはないがもしかして疲れている?いや疲れているのだ。
正確には憑かれているのだろう、、、
ブログとは元来これでいいのだ。
例えば
目が覚めた
今日は休みだ
何をしょうか?
お腹がすいた。
公園の横のビストロに行こう
Bランチまだあるかな?
行って来まーす!
下らん!下らん!下らん!

だから書き込んでいるのだが、
所詮は読み手に委ねられる。
確かに私のような凡人の書く文章など犬の糞のようなものだ。
よく目には付くが何の役にも立たないと言う事だ。
がそれはそれなりに頑張ってはいるのだが、
言葉を飛ばされたり、
勘違いされたりすると論点がずれてくる。
悲しい事だ。ただ単に自分のスキルアップ
挑戦する姿勢というものを見せているだけの話なのだが、
悩みだした。
書くことが恐くなった。
伝えきれないのだ。
限界かもしれない、、、
驕りでは無いが私一人が先に進みすぎたようだ。
現にEモバイルを購入しかねてから「泉尾だより
」という病院の広報誌の原稿作成用にしていた
ノートパソコンにつなぎ、どこからでも書けるようにした。
こんな事は当たり前の事だと思う諸君の方が多いだろうが、
私の周りにはいまだアナログ人間だらけなのだ。
それは私が長年掛かり構築した世界なのかもしれないのだが、
分かってもらえない限り意味をなし得ない、
所詮凡人には井の中の蛙を釣り上げることなど出来ないのだ。
挫折したのだ。
何に?自分の従業員やこのブログの一部の読者にだ。
論争すら生まれぬ全てが意思を持たぬ「槍」に思え心すら見えない、
そして見てもくれない、、
筆を置く気が体内の隅々まで満ち溢れている。
この場の例えに適しているかどうかは分からないが
私は銀座のBAR「テンダー」のマスター
上田和男氏に憧れちょうどオープン当事に発売された氏の本を何度も読みミスターハードシェイクと呼ばれる。
打ち砕くような振り方を閉店後などに
練習を重ね自らもアレンジを加え自分なりには
納得のいくものが出来た。
このシェイクの最大の特徴は「砕氷」(細氷)
にあると私自身は解釈している。
だから氏の作るカクテルの写真にはグラス一面にこの
「砕氷」(細氷)が張り詰めている。
そしてその事のより一口目、
ファーストアタックに食感なるものが発生し味覚が変わる。
そして全てのスタンダードカクテルの味が一変する事となったのだ。
これを浮かせるのに試行錯誤したのだが、
10年目の現在で
その事に感動してくれたお客さんは一人だけなのだ、、、、、
ハードシェイクもこのブログも無用の用なのか?
*注意  
書いている者が自分の力量も分からず
装備も持たず高い山に登ろうとしました。
結果明日にでも滑落する可能性は十分あります。
その際は中断する事をお許し下さい。  
相変わらず暑い晩夏にて、、、、

カクテルテクニック 改訂増補

カクテルテクニック 改訂増補

カクテルテクニック

カクテルテクニック

カクテル手帳

カクテル手帳