黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 カリラとローズバンク



右側の、
シングルモルトウィスキーが
ローズバンク「ROSE BANK」
私が敬愛する逸品である。
前回のカリラとは、
対極に位置する存在である。
このローズバンクから飲み始め、
カリラで終わる。
というような粋な飲み方をされると、


背筋がピンと張るような、
緊張が走るだろう。
シングルモルトとは、
飲み方が全てだ。
いくら銘柄を口だけで、
並べられたところで、
飲み方がバラバラなら、
一瞬で興ざめする。


シングルモルトは、
まずは軽いもの、
あっさりしたものから、
重いもの、個性の強いものに、
徐々に上げていくのが常識。
それには、本当に飲んでみないとわからない、


例を出すとまずはグレンリベット→
ハイランドパーク→
ボウモアとこんな感じだ。


更に凄いのはまず常温のギネスビール→
グレンリベット→
ハイランドパーク→
ボウモア
ニコラシカこれはかなりの通だ。


一言も喋らなくても、
その人のBAR歴がわかる。
このように飲むのが、
なぜ粋なのかは、
また次の機会に、
わが町大正区で私は「高飛車」と、
言われる事が多いが、


こう人には、
低姿勢にならざる得ない、
いや知識などいらない、
マナーを知ってくれればそれでいい


店員をからかったり、
馬鹿にしたりするのは、
BARの遊びでは断じて無い、
うちの常連客には、
こういう粋な飲み方をされる方は何人かいる。


当店で覚えられた方も多い、
またカルテルも含めて、
組み合わせは無限にある。
自分だけのラインナップを構築して、
私を唸らせてくれる事を期待し、
更に私も負けないように、
今日も勉強している。
尚このローズバンクは、
BARin3世号の名前だ。



今日も夕焼けは綺麗だ。
判りにくいだろうが、
前回と違い、
今日は、なみはや大橋のすぐ上に、
エメラルドグリーンが冴えている。
高性能のデジカメを、
買うまでお待ちください!