黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信カリラとローズバンク



左がカリラ18年、
最近は手に入れるのに苦労する。
私のもっとも愛する。
シングルモルトウィスキーだが、
やはり少々お高い、


アイラモルト
スコットランドアイラ島で、
造られるシングルモルトは、
全てアイラモルトと、
称されるのだが、
全て個性が強く、
ヨード臭という、
正露丸と同じ香りがする。


これは強風で、
ワカメが大地に打ち上げられ、堆積し、
長い年月を掛けて、
地層となり、
そこに地下水が流れる為、
ワカメに含まれる。
「ヨード」という成分が、
地下水にしみ込んだ結果だ。
正露丸にもこの「ヨード」が使われているので、
同じ香りがする。
シングルモルトファンなら、
皆、知っている事なのだが、


初めての人は、
この強烈な香りにほぼは驚く、
このアイラモルトは、
酒飲みが最終的にたどり着く酒、
といわれるほど恐ろしいパワーを持つ、


カリラとはCAOL、
ゲール語「海峡」
ILAは「アイラ」だ。
すなわち「アイラ海峡」、
ということとなる。
カリーラとも発音する。


アイラモルトとしては辛口、
スコッチモルト協会 
会長「土屋守」氏も自身の著書の中で
「カリラは不思議と、
どれも安定感があって、
ハズレがない」
と高い評価だ。
次はローズバンクだが、
また明日!