スコットランドに滞在中の、
当店の若き常連氏、ケイスケ君だが、
大問題が発生した。
現在、働いているハイランダーイン
そのホテルの従業員用の部屋を、
借りていたのだが、元のスタッフが、
戻ってくる事になり、部屋を出る事になったが、
小さな町なので、借りる部屋など無く、
このままでは、志半ばで、
日本に戻る事になる。
大ピンチ!一大事なのだが、
私には、どうすることも出来ない、
しかし、竹鶴正孝氏も、
自分自身で、道を切り開いたと、
完全に、他人ごとのようになってしまったが、
まさか、まさかの救世主が出現、
が、その救世主が、
これ、本当の話なのか?
と、疑う人物、いや、まずそんな身近に、
居るのだと驚いた。
数年前、マッカラン蒸留所が、
200億円と言う巨額の建築費で、
新蒸留所を建設した。
が、それは、マッカランのブランド強化計画の、
一部に過ぎず、全体では700億円と言うから、
驚きである。その時に、チームマッカランと、
言うべき、精鋭チームが組織された。
この辺り、サントリーさんの匂いがする。
山崎も確か、5人程のチームが組織されている。
まあ、株を25%所有しているので、
そのチームが、男性3人、女性3人の、
計6人で構成されている。
これが、そのチームマッカランなのだが、
一番左の、ソバージュヘアーの女性、
偶然だが、私の上の娘と同じ名前のセイラ、
セイラ・バージェスさん、
この方の、自宅の敷地に、
小さな家があり、他人に貸していたのだが、
たまたま出られ、今は空き家なので、
良かったら、使っても良いと、
いやいや、この方、ウイスキーに詳しい方なら、
ご存じだろうが、ウイスキーマガジンの、
表紙にもなった。ウイスキー業界では、
かなりの有名人である。
おいおい、本当なのか?
で、お家賃も、大阪の都心の、
ワンルーム程のお値段、
なのだが、行きますよ!
な、なんだこれは?どこが小さな家だ・・・
いや、もうどうなっているのか、
良く解らないが、どうもセイラさんが、
ハイランダーインのBARに飲みに来ていて、
困っている事を、伝えたら、
なら、どうぞとなったようだが、
上手く行き過ぎではないのか、
幸運の女神に付きまとわれているようだ。
しかし、竹鶴正孝氏も、
臆せずに、突き進んだ結果であり、
何事も、当たって砕けろである。
部屋に籠っていては、活路を開く事は出来ない、
いや、まあ、しかし驚いた。大ホームラン!
マッカランの最高峰チームの方の、
家を借りれるとは、私は値上げする前に、
マッカランを買うのに、必死だったのに、
職場であるハイランダーインからも近く、
通勤も楽だと言っていたが、
やはり、人に愛されると言う事の、
大事さを、改めて彼に教わったように思う、
しかも、極めつけが、
この家なのだが、窓から、
クライゲラキ蒸留所が見える。
羨まし過ぎる・・・