今度は名作「ドカベン」の、
水島新司さんが、引退・・・
寂しい限りである。
氏の作品は沢山読んだが、
野球には憧れなかった。
トラウマである・・・
氏も熱烈なホークスファンだが、
私も子供の時は、南海ホークス子供会に、
入っていたが、それが良くなかった。
自転車に乗り、大阪球場に、
今も、その場所に場外馬券場があるが、
当時は、球場の横が場外馬券場で、
かなり古く、異様な雰囲気で、
言葉は悪いが、どこか外国の、
危ない場所のようだった。
中は薄暗く、階段には競馬新聞を片手に、
ワンカップを飲みおじさん達、
そんなおじさん達が、球場の中にも、
で、ヤジと罵声が、
こんなに人に怒られる野球は嫌だと思った。
梶原一騎氏原作の、
「侍ジャイアンツ」でも、
大阪のガラの悪さが描かれ、
子供心に嫌な感じだったが、
もっと強烈なのが、
中に出て来る大阪の描写、
今では、完全にアウトだろう、
差別と、動物虐待を遥かに越えた。
恐ろしい場面がある。
が、まあ当時は・・・である。
私達の少年期を彩った人達が、
亡くなられたり、引退されたりと、
寂しい限りであるが、
もうそろそろ私にも、
順番が回って来るだろう・・・