穂積!穂積!
実に良い、男らしい、
正に武士道、
負けたら引退を背負って、
長谷川穂積がリングに上がった。
全盛期の彼は強過ぎて、
私はあまり印象がなかった。
やはり、私達の時代は、
「あしたのジョー」
矢吹ジョー、
肉を切らせて骨を断つ、
まあ、それがボクシングだと、
刷り込まれたような気もする。
しかし、引退を掛けた試合の後半、
強烈なパンチをくらう、
あ、足がもつれている。
そしてロープへ、
絶体絶命!
チャンピオンの猛攻、
たじろぐ穂積、
大歓声が上がった!
その一人、一人の声が、
まぎれもなく穂積に力を与えた。
復活!穂積のラッシュ!ラッシュ!
ロープを背に、
正に背水の陣、
しかし、背水の陣とは実は生き残る事、
行け!ジョー!
凄い試合だった・・・
が、最も称賛すべきは、
終わってからの穂積の態度だ。
見習うべきはここにある。
すかさず、チャンピオンの元に駆け寄り、
インタビューでは、まず挑戦を受けてくれた事に感謝、
そして、これはチーム戦だと言った。
チームの勝利だと、
勿論、応援してくれた方々にも、
そうだ!勘違いしてはいけない、
たった一人では、ここに上がれない、
まずは、戦ってくれる方、
支えてくれる方、
応援してくれる方がいるから、
この勝利がある。
素晴らしい、実に勉強になる。
いや、まあ、おめでとうございます!
長谷川穂積、いや髪型の違う、
矢吹ジョー!
しかし、対戦した方が似ている。
そう身長の高いこの人に・・・
↓ 読んだらクリックお願いします!