年末、年始のバタバタも終わり、
ぼんやりしていたら、
ふと、思い出した事が・・・
昔の話をしよう、
あれは、何時だったのか?
確か、小学2年生ぐらいか、
図工の時間、
絵を描いていた。
12色のクレヨンで、
箱はボロボロ、
クレヨンは短く、
半分以下に、
友達に笑われた。
汚いと、ボロボロだと、
周りを見ると、
皆、24色・・・
家に帰り、その事を話した。
別に、どうでも良かったのだが、
ある時、父と母が、
デパートに行くと、
そこに沢山のクレヨン、クレパスが、
72色と言うのもあったような気がする。
そこで、32色だったか、
36色だったか、
クレパスだったかクレヨンだったかを買って貰った。
桜のマークのようなものが記憶にあるので、
クレパスだったのだろう、
クレパスはサクラと言う会社の商標登録だからだ。
家は裕福では無かったので、
そんな高価な物が嬉しくて、
綺麗に並んでるのを見るだけで楽しかった。
そして、図工の時間、
色が多すぎて迷う、
が、一本取り出して、
書くと、先が凹んだ。
その時、猛烈に悲しくなった。
箱に戻し、
蓋を閉め、
ボロボロの12色のクレヨンを取り出し、
それで書いた。
何日かが過ぎ、
新しく買って貰った方の蓋を開けると、
一本だけ、先が凹んだ色が、
ずっと見ていた。
やはり、悲しかった。
蓋を閉め、引き出しに、
あのクレパスはどうなったんだろうか、
今では、もう思い出せない・・・
時の彼方の忘れ物、
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