赤塚不二夫先生が、
お亡くなりになり、
早や10年・・・
では、赤塚先生との思い出を、
ん?あるのか?
いや、まあ,少し・・・
阪神大震災が起こり、
私は北新地を離れ、
古巣のミナミで、
店を出し、暫くした時だった。
赤塚不二夫展が戎橋の辺りで、
開催され、たまたま、
そのスタッフの方たちが、
店に立ち寄られた。
で、私も行ってみる事に、
赤塚先生のキャラクターが書かれた。
沢山の絵が売られていた。
私は何故か、ウナギ犬が気になって、
購入した。
それからも何度か立ち寄られた。
暫くしたある日、
電話が掛かって来た。
その時のスタッフの一人から、
「はい、ん?ええっ!」
た、大変だ・・・
慌てた。赤塚漫画で育った年代なら、
誰もが、焦るだろう、
「マジですか?解りました探してみます」
ありとあらゆるブレインを、
総動員した。
TV関係、お笑い、演劇、
小説家、ジャーナリスト、
いや、もう自分でも驚くぐらい、
連絡した。
まあ、基本が私のお願いでは無く、
赤塚先生のお願いなのだから、
遠慮なく、連絡出来る。
しかも、皆、焦る。
実に面白い、
で、何の連絡だったか?
それは、後篇に続く・・・