「朝日放送」を後にして、
又、自転車に乗って堂島川を遡ると、
かなり大都会になってくる。
この辺りは大阪は「北区」になって来る。
この近くに「田蓑橋」
これ(たみのばし)と読むのだが、
その橋の袂に、
こんなものがある。
た、蛸??
後ろの橋が「田蓑橋」だ。
これは江戸時代、ここ中ノ島辺りに、
諸藩の蔵屋敷が沢山あり、
皆、その蔵屋敷の前に松を植えたようなのだが、
その中でも広島藩の蔵屋敷の前の松が有名だった。
それが「蛸の松」と言われた松だった。
これは蛸が泳ぐような姿に見えた所から、
そう呼ばれたようだが、
明治の時代に残念ながら枯れてしまう、
その「蛸の松」を植えた人物が、
安土桃山から江戸初期の大名、
戦国時代最後の武将、
歴史ファンならご存知かと、
「福島正則」なのだ。
何故松を植えたかの、詳しい経緯は解らないのだが、
この「福島正則」
大酒のみで、酒癖が悪かったようだ。
何故か親しみが沸く・・・
故に酒の逸話が多い、
又、一度機会があれば書いてみたい、
最近知って、まだ読んではいないが、
「司馬遼太郎」氏の「愛染明王」
の中に「俺は権現」という作品があるのだが、
それに登場するようだ。
一度読んでみよう、
そして平成16年にその「蛸の松」が
再現される。
本来は対岸にあったようだ。
その「蛸の松」がこれだ!
ん〜、蛸が泳ぐように見えるような、
見えないような・・・
その「田蓑橋」を渡ると、
これがある。
「大阪市立科学館」
では、自転車に乗って次に行ってみよう、
つづく・・・・