先日、店から、すぐの場所にある。
「山王美術館」で、
「藤田嗣治」氏を見に行ったが、
氏には画家としての、
もう1つの顔がある。
それは、陸軍美術協会理事長、
そう戦争の記録画を製作している。
私は、そちらに興味があったのだが、
そして、少し前に、
こういう映画があった。
「FOUJITA」
「藤田嗣治」を映画化した作品だが、
名作 お化け鯉の「泥の河」の監督、
「小栗康平」作品で、
主役も私も大好きな「オダギリジョー」氏、
しかし、時間が合わず、
無念の見逃し・・・
何か大事なものを削り落としながら、
生きている。
そんな気がする。
「藤田嗣治」その二面性での苦悩、
「オダギリジョー」氏にも、
その二面性を感じる。
が、やはり「泥の河」
「小栗康平」氏、
作品の中に大きな二面性のウネリが、
渦を巻いているような気がする。
現実からの逃避、
そして、逃避からの現実・・・
まあ、いつの日か、
そう思い、今夜も頑張ろう・・・