黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

漫画の影響で・・・

先日「氷壁の達人」と言う、

漫画を紹介したが、

全巻無料と言うサイトを幾つか、

見つけて、自粛中、

 

暇潰しに読んでいた。

結構知らない漫画が、

沢山あるのだが、

その中で「流れ板 竜二」と、

 

言う板前の話があった。

凄腕だが、一つの所に、

留まらず、日本中を助っと板前として、

渡り歩くのだが、

 

原作が「牛次郎」氏、

う~ん、この人、知っているような、

と、取りあえず読んでいたが、

流石に昔の漫画、今では考えられない、

 

衛生観念、料理場でタバコを吸い、

床にポイ捨て・・・

まあ、それは良いのだが、

途中で何かを思い出した。

 

モヤモヤして、気持ち悪いので、

調べた。やっぱりそうか・・・

牛次郎」氏、

今、バーテンダーとして、

 

私がここに居るのは、

この人の影響なのだ。

牛次郎」原作

ビッグ錠」作画、

 

確か少年ジャンプだった。

当時、私は小学3年生から、

6年生、夢中になった漫画がある。

「包丁人 味平」

 

グルメ漫画の草分けのような、

作品だった。

父親が、五条流相伝者、

当時は、本当にそういう料理の、

 

流派があると思っていた。

その流派の秘技、

五条流水面浮島切り、

水に浮かべたキュウリを、

 

睨みつけると、キュウリが、

真っ二つに、そんな馬鹿な・・・

なのだが、冷蔵庫から、

キュウリを盗み、

 

洗面器に浮かべ、

ずっと睨んだ事を、

鮮明に覚えている。

流石、子供だ・・・

 

そして、この漫画に憧れ、

洋食のコックになろうと、

小学生の卒業文集に書いた。

それが、結局、頭に残り、

 

で、どうしたものかと、

取りあえず、夜の世界に入り、

料理人の道を模索していた時、

バーテンダーと言う職種に出会った。

 

数種のお酒を混ぜ合わせ、

色鮮やかなカクテルを作る。

これは、究極の料理では無いか、

と、感動を受け、羽陽曲折あったが、

 

この道に進んだ。

その事を思い出した。

正にその時だった。

作中に、カレー対決があるのだが、

 

そのライバルが作るカレーに、

味平も負けを認める。

その究極のカレーとは、

ブラックカレー・・・

 

何だそれは?

と、当時は思っていたが、

かなり、前にそのブラックカレーを、

見つけた。今では、ブラックカレーを、

 

出す店は、多々あるが、

その元祖だと思われる店だった。

それなら、一度行ってみたいと、

思ったが、そんな暇も無く、

 

時は流れ、このコロナの中、

衝撃的なニュースを見た。

ブラックカレー、キッチン南海、閉店・・・

東京は神保町のお店が・・・

 

コロナの影響では無く、

ビルの老朽化のようだ。

このお店に惹かれたのは、

もう一つ理由がある。

 

このキッチン南海と言う名だが、

南海ホークスから来ている。

マスターは大阪の人かと思ったら、

違うようだが、

 

私も小学生の時は、

南海ホークス子供会に入っていた。

60年の歴史のある老舗が、

一つ灯りを消す・・・

news.livedoor.com

 

「包丁人 味平」カレー対決の詳細はこちら!

www.mandarake.co.jp

 

「流れ板 竜二」はこちら

www.sukima.me