黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

そうだったのか・・・

旧知の中のS氏より、
少しお願い事があり、
一人、調べ物を、その中で、


牛丼チェーンの「吉野家」さんの、
吉と言う字が武士の士に口では無く、
土の下に口と書く事を知った。


もっと驚いたのが、
この「吉野家」さんの吉野、
こういう記述がある。
創業者・松田栄吉が大阪府西成郡野田村字吉野の
出身だったことから屋号が吉野家になった。



今の住所で言うと、
大阪市福島区吉野になる。
大阪人だったのか、
しかもすぐ近く、
知らなかった。


又1899年(明治32年)に東京・日本橋で創業とあるが、
明治32年と言えば、
勝海舟」が亡くなった年、
歴史を感じる。



日本人が牛肉を食べ出したのは、
明治以降、明治天皇が食べたのは、
確か明治5年、
明治時代は文明開化の象徴として、
「すき焼き」が流行するのだが、
明治当初はまだ庶民に浸透しなかった。
これは血抜きの技術がまだ無く、
煮炊きすると凄い匂いが出る。
その事は「杉本 鉞子」の「武士の娘」にも書かれている。
この本はアメリカで日本人初のベストセラーになる。
そして彼女は、
コロンビア大学の日本人初講師、
まあ、それはいいのだが、



すき焼き、牛鍋、牛丼と変化して行ったのだろうか、
駄目だ。こういう事を考え出すと、
私は止まらなくなると言う病気を持っている。
しかも横道にそれ過ぎだ・・・


こういう事を聞いた事がある。
確か「吉野家」さんは、
アメリカ産の牛肉に拘っていたはずだが、


で、一体私は何を調べているかって?
それはお店で!


では最後に小噺で、

「かあちゃん、アメリカって遠いの」


「黙って泳ぎなさい!」