黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

深夜のドラマ

深夜のドラマで、銀座のホステスさんの話がある。

その中のセリフに子供の時、貧乏で、家に風呂が無かった。

それで毎日、銭湯に、、、

と、私の家にも、風呂が無かった。
高校に入り、市営住宅に当たり、
入居した時、初めて家に風呂が出来た。


しかし、子供の時、あまりそれで貧乏は感じなかった。

周りの家もそうだったし、

近所の友達が銭湯に行こうと、誘いに来たり、

行ったり、閉店ギリギリに入らせてもらったり、

古いピンボールのゲームがあったり、

どれだけ潜れるか競ったり、

おっちゃんに怒られたり、

銭湯で、色んな事を教わった。


大人になったら、皆、いい思い出だ。


こういう事があった。

娘が小さな時、値段の高い遊園地に、

すると、人ごみ、人ごみ、

乗り物にもなかなか乗れず、

ぐったり、、、、

その次の週、ただの公園、

タコの形の滑り台、

何度も、何度も楽しそうに遊んでいた。

遊び疲れて、ぐったり、、、

子供とはそういうものだ。

私は、家の豪華なお風呂より、

今でも、銭湯が好きだ。

そして、子供の時、

家にお風呂が無かった。

色んな意味で考えると、

それは、貧乏なのだろうか?