黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 あかし

凄い雨だ!
叩きつけると同時に
TVで「小沢」さんが話し出した。
何かこみ上げるものがあるのか?
声を詰まらせている。
飲み過ぎか?演技か?緊張か?
まあ大事な話なんだがいくら聞いても
一般人には投票権が無いのだから
どしょうもない、、、
「菅」さんに代わった話始めた。
だから聞いても仕方ないって
ん〜だが気になる又総理が代わるのか?
着せ替え人形じゃないだから
いい加減にして欲しい
いっそうの事「くいだおれ太郎
でもいいのではないか?
しかし「菅」さんを見ていると
「飛び出せ!青春!」という
懐かしの青春ドラマを思い出すのは
私だけだろうか?
早く終わってくれ気になって仕方ないのだ。
気になるといえば「伊勢谷夕介」氏だ。
龍馬伝の「高杉晋作」役に続き
今度は「あしたのジョー
の「力石 徹」役とは、ん〜かっこいい、
かっこよすぎる
私的には「あしたのジョー」は
「力石 徹」が死ぬまでは
主人公は「力石 徹」ではないだろうかと思う
「力石」の死後目標を失いさまよいながらも這い上がる
時に「矢吹 丈」もまた主人公に
這い上がるように思うのだがどうだろうか?
政界も芸能界も話題だらけだが、
そんな事に目もくれずに
ひっそりとそして確かに咲き続ける酒がある
これだ!

ご存知だろうか?明石大橋を少し過ぎたあたりにある
「江井ヶ島酒造」が造る
シングルモルトウィスキー」
その名も「あかし」だ。
いや〜よく出来ているいいウィスキーだ。
贔屓目があることは隠せないが
言い出せばキリがない
スコットランドには
ハイレベルなものが多い事は確かだが
「あかし」なのだ。明石で造られているのだ。
このインパクトは凄い!
基本酒は嗜好品なのだから好みでいいのだ。
5年がいいリンと立っている。印象が強い
12年は2000本限定なのだが
やはり年数が経つとややぼやけるのだが
アルコール度数が50度と高い分頑張っている。
もう一つはブレンデットなのだがかなり柔らかい
決して水割りはお勧めできない、
ストレートやロックで十分だ。
当店の位置から考えれば「山崎」
と方角は違うが距離的には同じぐらいだ。
申し訳ない頭を下げずにはいられない、
こういう酒を誰よりも早く見つけ
そして紹介し提供する事が私たちの役目なのだ。
猛省するのだ。
大げさなCMもなく
ただ地道にゆっくりと歩いているようだ。
しかも胸を張って堂々とだ。
生き様が見えるそう生き様の問題だ
それで酒の背景が見えて来て、一杯の重みが変わる。
酒は注ぎ手で味が変わると言われるのもそういう事だ。
その注ぎ手の生き様が加わりその重みが変わるのだ。
まずは自分の足でしっかりと立つ事が大事だ。
そして切磋琢磨しながら磨き上げるのだ。
「小沢」さんと「菅」さん、
「矢吹 丈」と「力石 徹」そして
「山崎」と「あかし」だ。
「山崎」にもいやスコットランドにも
絶対負けるな頑張れ「あかし」!
して菅さんおめでとう!