黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

釣り通信 第二ラウンド!

初めに「テンパクク」君
コメントをありがとう!
そして心配しないで欲しい、
うちの金髪はイジメられているのでは無く、
いじられてるのだ。
これは大阪特有の愛情なのだ。
大阪では面白くないと、
仲間に入れてもらえない「ハミ子」(ハミゴ)
という仲間外れになる。
そこで能力のある人間が
その子をいじるというやり方で、
面白く見せるのだ。


TVで島田紳助さんが
若手を引き上げるのに使っているのは、
その高度なやり方だ。
大阪人は子供の時から
近所のおっちゃんやおばちゃんに、
いじられ大きくなるので、
身に染みついているのだ。
それが証拠に金髪は8年以上もいるし、
私が怒り首だ!と言っても「嫌です!」
とブチキレた。


そして、その日も活き活きと働いていた。
昨夜もおもっきりバカにしていじってやったら
両手をピースにして「イエ〜イ」とニタニタ笑っていた。
恐ろしい男だ、、、、


是非金髪の成長を、
見守ってあげて下さい。
そして「森下」さん無理をせずに、
来れる時に来て下さい。
御来店を心よりお待ちしています。


さて新たな挑戦「チヌ」だが、
IKEA鶴浜店の前に広がる。
広大な鶴浜は家の前だ。
前回「ガシラ」しか上がらなかったが
「チヌ」を上げるために研究をした。
が、一番シンプルな仕掛けにして、
挑戦しょうと言う事になった。
そして金髪(M1に出ようとミクシーで、
相方探しを始めようとしている36歳の名古屋人の従業員)
が昨夜最初に「チヌ」を釣りあげるのは誰だろう、
と、言うと胸を張って
「俺やな〜」と豪語したので、
こっそりエサを買いに行き、
すっかり釣り始めてから連絡を入れたら、
バイクで慌てて来た。
全然アタリが無く、
時間が過ぎたがそこでアクシデントが発生!
私の竿が根掛りしたのだが、
無理に引き抜き過ぎて竿が三つに折れた。
その時点で金髪は帰ろうとしたが、
やはり私は諦めない男だ。
リールの付いている所だけ残して糸を手で持ち
「手ミャク釣り」を始めた。
指先の糸の感触でアタリをとるのだ。
瞬間!子供でも解かる大きなアタリ!それがこれだ!

チヌのようなのだが、
黒くない「キビレ」なのか?なんだか
「マダイ」のように見える。
まさかと考えている直後に、
金髪が立派な20cm程の
「チヌ」を釣りあげた。
これは完全に「チヌ」だった。
そして二人で「歓喜の舞い」を踊り奇声を上げた。
それから一切アタリは無くなった。
チヌは静かに釣りましょうが基本なのだ。
反省! 
だがやはり挑戦で一番大事な事は、
諦めない心だと
言う事を改めて確認した一日だ。
そしてK−太焦り過ぎて、
すっかり誘うのを忘れていた。
すまん!