黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 フローズン ダイキリ

夏が終わらん!
メチャクチャ暑いー!
という訳でまだまだ夏真っ盛りの
フローズンカクテルを紹介しょう
「フローズンダイキリ」だ。

これは文豪「ヘミングウェイ
が愛したカクテルとして有名だ。
老人と海」でノーベル文学賞を受賞している。
他にもピューリッア賞も受賞している。
スペインの内戦にも参加し第二次世界大戦にも参加、
ノルマンディー上陸作戦の逸話では
二つの水筒にドライベルモットとジンを入れ
口の中でマティーニを作ったらしい、
豪快なおっさんだ、
だが子供の時に見た映画
老人と海」で諦めない心を学んだ。
何回見ただろうかああいうジジイになりたいと本当に思ったものだ。
が晩年に氏は精神状態が悪くなり
再三の自殺未遂を繰り返し最後は猟銃で自殺するのだ。
この事実を知ったのは20歳代だったが何故かそれから
老人と海」を見なくなった。
そしてこのフローズンダイキリからガムシロップを抜き
コアントローに変えたものを「パパダイキリ
というが「パパドンヘミングウェイ」ともいう
一度この「パパドンヘミングウェイ」とオーダーされて事があり、
何を言ってるのかサッパリ解からなかった事がある。
数年後「パパダイキリ」であった事が解かった。
本当にカクテルは奥が深いというか何冊出るのか
というぐらい本が出るものだ。
では何故「ヘミングウェイ」と言わないのか?
それは「デス・イン・ジ・アフタヌーン」(午後の死)
というカクテルの別名が
ヘミングウェイ カクテル」なのだ。
これが恐ろしいカクテルで
最初はなんと黒色火薬を使うものだったらしいが、
正式なレシピは私も知らない、
今はアブサンかペルノをシャンパンで割るのだが、
ヘミングウェイからはシャンパンの指定もある。
画像のフローズンダイキリ
金髪(世界的にも珍しい2頭身の生物)
の作だがよく出来ている。
それはBARブレンダー(ミキサー)を新しく購入したからだ。
もりもり盛り上がった「フローズンダイキリ
「パパドンヘミングウェイ
を是非この暑い夜にどうですか?