雨の中、次女美音の入学式に行って来た。
いや〜驚いた。3時間を越えた。
もう少しで、気を失いかけた。
長い、式はさほどでも無かったのだが、
その後の、説明会、報告、
訓示、次々と先生方が、語る語る、
やはり、工業高校、男子が殆んど、
今の子は背も高く、体格もいい、
教員の方々のご苦労も、
計り知れないだろう、
かなり、きつい口調で話されていた。
中には、自己顕示欲の強い方もおられたが、
それは、それでいいだろう、
しかし、長い、まあ私が通うのでは無い、
今日一日の事だ。ガマンしょう、そして驚く事があった。
式の最中に写真を撮られていた年配の、
女性の先生がいたのだが、
何度も、横を通られた。
見覚えがある。
私の妻も、私と同じ学校だったので、
やはり、見覚えがあるとの事、
退場する時、凄い巨乳の若い先生に、先導されたのだが、
その方に、その先生の名前を伺った。
やはり、、、
なんと、私と妻の高校の時の恩師だ。
T岡先生、私のこの文章の一旦を担っている。
現国の先生だ。
後で、呼んでもらった。
「坂本!」私の肩を叩き、
大きな声で、先生が叫んだ。
覚えてくれていた。
そりゃ〜そうだ。
何度もいじめてやったし、
高校では一番目立っていた私だ。
が、一目見て解かるとは、
素晴らしい、しかし、この先生には、
いつも、褒めてもらっていた。
作文だ。いつも、文章を褒められていた。
色んな本も教えてもらった。
この先生に教えて貰った事を、
今でも覚えている。
「私が国語が好きなのは、
基本的に、国語には、不正解が無い、
あなたがそう思えば、それが答えなのです」
なるほど、と、今でもそう思う、
それは、言いかえれば、
自分の意見を持つと言う事だ。
しかし、驚いた。
30数年ぶりの再開だ。
お元気そうでなりよりだった。
「娘さんか?」
と、聞かれたので、
「はい、生意気な娘です」
と、答えた。
「そういえば、生意気そうな娘がおったな、
どの子や」と言われ、娘を呼んだ。
娘が来た瞬間、
「やっぱりこの子か、
なんや、このミニスカートは」
私は、ドラマ「バーテンダー」に登場する。
葛原さんのようなバーテンダーの正装、
娘はパンツが見えそうな、
超ミニスカ、
ん〜親子で何も反論できない、
しかし、30年の時を越え、
このような、再会を果たすとは、
運命とは実に面白い、
確か、先生は途中で、
産休の為、居なくなった。
それ以来だ。
嫌な事ばかりある毎日だが、
久しぶりに、嬉しい事があった。
実にいい一日だ。
そして、入学祝は受付中だ、、、、