本日3月11日遂に、
下の娘、美音が中学校の卒業式を迎えた。
やっとここまで来た。
もう少し、もう少しで、親の責任から逃れる事が出来る。
やりっ放し、産みっ放しは、最低の行為だが、
最近はそれも、普通になりつつある。
恐ろしい事だ。
あんなにも小さかった娘が、
もう高校生だ。
無事、高校入試にも合格、
自分が行きたかった高校で無かったのは、
本人も悔やまれるだろうが、
それが現実だ。
人生など、思うように行く方がおかしい、
小さな時、携帯に電話を掛けて来て、
「お父さん、淋しいの、、、」と、
泣いていた娘が、
そう思うと、胸が詰まる、
上の娘、セイラは病気がちで、
手が掛ったが、美音はいたって元気だった。
その分、あれこれとしてあげた事は多い、
サーフィンも教えた。
今では、小さな波なら、乗りこなす、
我が子が、波に乗る姿を見たら、
いつ死んでもいいという気持ちになった。
親馬鹿かも知れないが、
絵も上手い、多分、少しの文才もあるだろう、
クリエターになり、
自分の才能で、食べて行くような事を、
して欲しい、と願うが、まずは、病気をせず、
事故に合わず、元気でいてくれる事、
それが全てだ。
まあ厳粛な卒業式だ。
やはり親として、スーツで決めて行かないと、
と、思い、そうした
そ、それはライダースーツだ、、、
帰りに、ビックスクーターで、
ガンガンに走ってやった。
悪そうなグループの男の子達が、
睨んで来るので、バイクを止め、
ずっと見つめてあげた。
一人ずつうな垂れた。多分、
アリの巣でも探しているのだろう、
大人が毅然とした態度を見せない事も、
若者達が暴走する要因の一つだ。
高笑いをして、走り去ってやった。
娘には黙っておこう、、、
私のブログ等、興味の無い、
娘達なのだ。見る事も無いだろうが、
この詩を送ろう、
宮澤賢治 「たび人」
あめの稲田の中を行くもの
海坊主林のはうへ急ぐもの
雪と山との陰気の中へ歩くもの
もっと合羽をしっかりしめろ
父からは以上だ。
おめでとう!