黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

W氏の悲劇 1

当店には、変わった常連氏がいるのだが、
その中でも、一際、異彩を放つ人物がいる。
W氏だ。
色んな店に行っては、
あーだ。こーだ。
と、文句を付ける。
お陰で、出入り禁止の店は、
増えるばかりなのだが、
あるビルでは、25軒中、
なんと、17軒、出入り禁止なのだが、


本人は、気にしていない、
「まだ、8軒あるから〜」
と、飄々としている。


言う事は、コロコロ変わり、
一貫性の欠片も無い、
そして、この人物のエピソードは、
本一冊分ぐらいあるが、
殆どは、ブログでは、公開出来ない


が、出来る範囲でご紹介しょう、
数年前、よく来て頂いていた。
某新聞社の記者の方なのだが、
ん〜、言いづらいが、若くして、
頭の上の方が、少し薄毛に、、、
その方が、扉を開けた。
カウンターにはW氏が、
振り返った!
開口一番!


「おたく、黄桜君って呼ばれているでしょう!」
日本酒、「黄桜」
イメージキャラクターは「河童」だ。
W氏「呼ばれてるでしょう」
まだ、カウンターにも座っていない、
その方が、カウンターを叩き、
怒りを込めて「呼ばれてません!」
と、言った。
W氏「おかしいな〜、そんな事無いわ〜」
その日から、黄桜君、いや、失敬、
某新聞社の方は、全員来なくなった。


W氏の口癖は、
「BARでは、
コミニュケーション能力が一番大事だ」
と、大いに語る。


KYという人間は、
自分が、KYと解らない、
人の事を、指す、、、