一体、何だこれは?
どういう設定で、どういう話なのか、
サッパリ解らず、観ていたが、
岡本太郎氏の作品を題材を、
特撮ドラマにしているようだ。
それが、NHKの深夜に流れていた。
時代背景は70年代、
主人公のタローマンは太陽の塔のようだ。
氏の作品は、子供の時は良く解らず、
なんだこれは?と、思っていたが、
大人になり、その偉大さに気付いた。
50数年経った今でも、太陽の塔の、
あのインパクトは凄まじい物がある。
しかし、ふざけているのか、
真面目なのか、全く解らないドラマなのだが、
妙に面白い、毎回は観てはいないが、
その中に、岡本太郎氏の名言を、
元にした回があった。
「好かれる奴ほど 駄目になる」
まあ、芸術家ならそうなるだろう、
好かれようと思えば、
解りやすく平たくなる。
ウイスキーも同じかもしれない、
売りたいと思えば、飲みやすくする。
しかし、それは売れる酒であって、
銘酒とはならないと思う、
何事も貫くには、折れない心だが、
それは、それで反感も買うだろう、
と、やたらと考えさせられるドラマ、
「岡本太郎式特撮活劇 TAROMAN」
と、言うらしいが、又、機会があれば、
是非、観たいものだ。