黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 スコットランドだより 75 エディンバラへ 4

 

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エディンバラに来た本来の目的に、

今回は行くのだが、

スコットランドに滞在している。

ケイスケ君一人では無く、

 

日本の大手企業で働く、

スコットランド駐在員の方と、

その方の奥様に同行したようだ。

何故なら、会員でなければ入れない場所がある。

 

会員の方が一人居れば、

三人まで入れるようだ。

そこは、まだ歴史は浅いが、

今では、ウイスキー愛好家なら、

 

知らない人は居ないほど、

有名な所、エディンバラの古い港町、

リースに、1983年に設立、

その後、1993年に日本支部が、

 

設立された。丁度、私が、

マッカランや、ボウモア等を、

飲み始めた頃、日本ではバブルが、

終焉を迎えていた。

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その場所は、ザ・スコッチモルトウイスキー

ソサエティ本店、固定観念にとらわれず、

個性をそのまま感じると言う精神から、

蒸留所名を記載しないウイスキー

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中は、迎賓館のような豪華な内装、

私も、何かの資料で、

少し見ただけなので、

詳しくは知らなかった。

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最近では、このソサエティの存在を知る方、

口にする方も増えたが、

2000年当初は、殆どの方が知らなかった。

私自身も存在は知っていたが、

 

購入方法が解らなかった。

故に幻に近い存在だった。

が、その後、大挙として、

シングルモルトウイスキーが、

 

流れ込み、蒸留所名を覚える事、

香り、味わいを覚える事に、

追われ続け、ソサエティの事は、

長らく忘れていた。

 

まあ、まだ自分には早いと、

思っていた。蒸留所の名前も解らない、

ウイスキー等と、が、今となっては、

色々と飲んでみたいと思う、

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そして、これが今回の一本なのだが、

かなり貴重な物のようだ。

蒸留所名は,勿論番号になっている。

で、これが、150・1と言う記載が、

 

これは、記念すべき150番目の蒸留所で、

その樽の、一番目、NO 1と言う事なのだが、

やはり、どこの蒸留所か解らないが、

どうも、アイリッシュウイスキーのようだ。

 

しかも、樽がライウイスキー

アイリッシュでライウイスキーの樽、

想像が出来るような、

全く解らないような、

 

まあ、固定観念を持たずなので、

しかし、ケイスケ君は、

どこまでも幸運な男である。

竹鶴正孝氏のような、

 

このソサエティの会員の方と、

出会い、同行させて貰い、

記念すべき150番目の、

一本目のウイスキーに出会えるとは、

 

まあ、彼の勤勉で、誠実で、

熱心な態度と、人を思いやる心が、

皆に愛されるのだろう、

兎に角、前向きでポジティブで、

 

弱音や愚痴など、彼の口から、

聞いた事が無い、今回も、

情報量が多いのでと、

電話で、あれこれ説明してくれた。

 

が、申し訳ない、あまりの情報量の多さに、

私が覚えきれていない・・・

しかし、ウイスキーが、凄い速さで、

今も、先に、先に動いている事は、

 

良く解り、実感としても掴めて来た。

故に、立ち止まらず、

過去の物と、今の物を区別し、整理し、

何より、固定観念にとらわれずである。

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