黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 叔母にさよならを・・・

実は数日前、悲報が入った。

叔母が亡くなったと、

私の父の一番下の弟である。

叔父の奥さんだが、

 

まだ、70過ぎ、

う~んまだまだこれからなのに、

叔父には二人の息子さんが居るが。

一人は大手新聞社、

 

一人は大手お笑い芸能社

どちらも東京在住なので、

大阪で、叔父の縁者関係は少なく、

近いのは私ぐらいなので、

 

朝、連絡があり、夕刻前に、

自宅に伺った。

この時期なので、通夜も葬儀もしないと、

言うので、お別れを告げに、

 

その帰り、以前ウイスキーを、

多く扱われていた酒屋さんが、

叔父の自宅の近くにある。

今は、ワインと自家焙煎のコーヒーの店、

 

叔母の死で、人生の儚さを感じ、

やはり、死ぬ前に良い物を、

飲んでおかないと、後悔するようなと、

その店に立ち寄った。

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ワインの棚が、ずっと続く、

画像で撮り切れない、

しかし、我が下町から、少し離れただけで、

この品揃え、場所は大坂なおみさんが、

 

幼少期を過ごしたと言う、

大阪は西区の靭公園の近くの、

タカムラさん、圧巻なのは、

店の奥のスパークリングコーナー

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もう少し後ろに下がって撮影したら良かった。

実際はもっと長い、

しかし、これ全てがシャンパンか、

スパークリングワイン、

 

昔、店で何人かの下町のおじさんが、

俺は、酒と言う酒は全て飲んだと、

豪語していたが、ここに連れて来てあげたら、

何と言うか、かなり気になる。

 

そのスパークリングコーナーの手前に、

高価なシャンパンの棚があり、

ドンペリが並んでいるが、

これ、皆さんご存じのドンペリでは無い、

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桁が違う、これはほんの一部だが、

全てがビンテージなので、

年代により、値段が変わる。

で、少し高いワインを飲もうと、

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いやいや、ムルソーなので、

高いのは解るが、

流石に、ワインに25万近く出すほど、

私はワイン通では無いので、これは?

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下にある2万8千円・・・微妙だ・・・

と、言う物が、この棚に、

ぎっしり入っている。

あると言う事は売れていると言う事、

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シャトーマルゴー、遠い昔に飲んだが、

昔過ぎて、味の記憶が全くない、

このお店もエルギンのG&Mのショップのように、

一日では、全て見れないだろう、

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まあ、庶民は手前の、

安いワインで、しかしムートンを買った。

まあ、ムートンと言っても、

一番若い、ムートン・カデ

 

有名なワインでも、

例えば、ロマネコンティも、

若い畑のヴォーヌ・ロマネ等は、

まだ、手の届く値段で買え、

 

しっかりしていて、私も、たまに飲むのだが、

これ、まあ好みの問題だが、

良いワインだから、良いお肉と、

思うだろうがA5より、

 

少し落としてA4ぐらいの、

肉の方がベストマッチする。

と、私は勝手に思う、

で、少し軽め目のゴルゴンゾーラを買い、

 

店を後にした。まあ、結局いつもと、

同じような物を、買っただけ、

叔母の死に触発されたが、

やはり結果、庶民である。

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