黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

酒通信 真夜中のアードベッグ

キングオブモンスター、

スコットランドアイラ島の、

パワフルなシングルモルト

アードベッグ蒸留所から、

 

メールが届き、

ネット配信のライブがあると、

時差の関係で、日本では、

真夜中の午前3時、

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なのだが、我々にとっては、

アフターファイブみたいな時間、

が、流石に一人で、PCの前で、

午前3時にアードベッグ片手には辛い、

 

なので、缶ビールで、

まあ、当たり前だが、英語での配信、

所々、解らない部分はあるのだが、

それよりも、始まって暫くして、

 

話してる。おば・・・いやマダムが、

多分、ハイランダーカウの物か、

大きな角を取り出した。

それに小瓶のアードベッグを流し込んだ。

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見た感じ、60mlほど、

入っていたと思うが、

それを、まさかの一気飲み、

しかも凄い勢いで、マジか!

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これが、あまりにも衝撃的過ぎて、

後の事が、良く解らなくなった。

多分、私より、少し年上のような、

いや、思わずビールを吹き出しそうになった。

 

ご自分で、クレージーと言われていたが、

言わなくとも、クレージーである。

常温のウイスキーをダブルで、

牛の角に入れて一気に飲んだ人を初めて見た。

 

しかも、女性・・・

世界が広い事が良く解る。

まず、アードベッグをストレートで、

飲んだ女性は記憶では数える程しか居ない、

 

こんな女性が、この町に沢山居たら、

いや、想像すら出来ない、

まあ、私もアードベッグに関しては、

かなりの種類を飲んで来たが、

 

この人と一緒に飲もうとは思わない、

まあ、ブラスダ、一番優しいアードベッグなら、

兎も角、多分10年だとう思う、

まあ、アードベッグは強烈さが売りのような、

 

中でも、スーパーノヴァ、60%越えや、

最近では、ダークコーヴの薫香の強烈さ、

しかし、ビンテージの1975は、

スペイサイドのような、

 

フルーティーな華やかさがある。

同じウイスキーなのに、

摩訶不思議であり、奥の深さを痛感する。

限定品は殆ど飲んでいるが、

 

妙に記憶にあるのが、

スティルヤング、ベリーヤングの、

シリーズ物の、オールモストゼア、

喉の奥を「子連れ狼」拝一刀の剛剣

 

胴太貫(同田貫)で切られたような、

いや、刀で斬られた事は無いのだが、

いや、あの時、完全に油断し、

かなりの量を一度に口に含んでしまった。

 

今、飲めば、又印象は違うだろう、

しかし、この女性なら、拝一刀にも勝てそうな、

そんな気がするのだが、少し始まってから観たので、

解らなかった。この女性って誰?・・・

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