辞退、辞任の嵐が吹き荒れる。
もうボロボロのオリンピック、
いや、折れピック、
で、やるのかい!
いや、既に始まっている。
これだけ国民が、全世界が、
熱望しないオリンピックを、
開催させる我が国に、
逆に拍手を送りたい、
世界中で、この状況で開催できる国等、
他には無いだろう、
そして、やるからには、
やはり、日本を応援したい、
私の大注目選手は、
柔道の大野選手、
彼の言葉で気付かされ、
正に目から鱗だった。
美しい柔道、名言である。
勝つための柔道のその上を行く、
勝つのは当たり前、
如何に美しく勝つか、
この言葉が、熱した鉄の棒で、
殴られたように、頭に、心に響いた。
自分の店に置き換えた。
何の為のBARなのか、
何の為に頑張るのか、
全ては売り上げなのか、
いや違う、美しいBAR、
居心地の良いBAR、
売り上げるのは当たり前、
それ以上に出来なければ、
デクノボーである。
怒鳴るような迷惑客を排除し、
本当にBARを愛してくれる人、
ウイスキーを愛してくれる人、
カクテルを愛してくれる人に、
来て頂き、より良い空間作りを、
目指し努力せねば、この若き青年に笑われてしまう、
この下町で、散々な目に会い、
心身ともに疲れ果てていた数年前、
この言葉が私を奮い立たせてくれた。
彼には是非、ありがとうを伝えたい、
目標では無く、志がブレていたのだ。
吉田松陰曰く、
「志無きものは 無志である」と、
もう少しで虫になるところだった。
今回も、美しい柔道を大いに期待する。
そして金メダルを!頑張れ大野選手!