黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

JR御代官様

JR環状線の高架下に、

20年以上住み着いているが、

高架下とは、一般の賃貸物件と違い、

何かと、ややこしい、

 

と、高架の補強工事に伴い、

立ち退きが始まっている。

おかげで、前の店は、

又貸ししていた家主が、

 

理不尽に出ていけ、出て行けと、

聞けば、立ち退きの際に、

原状復帰で大金を請求されると、

なので、電話で出ていけ、

 

店まで来て出ていけ、

まあ、理不尽極まりない、

その家の若い娘さんにまで、

偉そうに言われ、

 

あほらしくなった。

まあ、世間的には、

私らのようなお店など、

お祭りの屋台のようなものだと、

 

思っているのだろう、

しかし、ご近所の方なのに、

地上げ屋のような強制立ち退きさせて、

日頃は何食わぬ顔をして、

 

歩いている。人間とは一皮むけばである。

まあ、自営業と勤めている方では、

感覚が違う、私らはお金が出て行くから、

入って来るのだが、勤め人の方らは、

 

お金が入って来ると言う一元的な、

考え方で、如何に出て行かないように、

するかが基本なのだろう、

故に、考えが方が交差することは無い、

 

で、立ち退きなのだが、

ある日、いきなり空き家になっている所が、

次々と解体された。

それが、事前報告無しの、

 

事後報告、経営している店の隣を、

解体するのに、事後報告とは、

流石はJRなのだが、

いや、JR西日本なのだが、

 

しかし、そこに白い壁を、

立てかけたが、ここをどこだと、

思っているのだ。

と、思っていたら、

 

案の定、その壁に、

スプレーで落書きが、

あそこも、ここも、

全部やられていた。

 

完全にスラム街のようになった。

そりゃ、やる奴らにしたら、

有り難い大きなキャンパスである。

それを、先日、落書きを消しに、

 

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ペンキ屋さんが来たが、

足元だけ養生し、

塗っている。大丈夫かと思っていたら、

案の定、ペンキだらけ・・・

 

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ベンチも、ゴミ箱の蓋も、

今時、こんな工事は無いだろう、

が、相手は御代官様、

嫌なら出ていけだろう、しかし、

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挿し木をして、半年掛けて、

育てた。キューバのハーブ、

イエルナブエナに、ペンキが、

点々と・・・

 

マジか!これではお客さんに出せない、

仕方なく、ペンキの付いた所を、

剪定する事に、

すると、全滅・・・

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 大損害、休業中で良かった。

しかし、酷い・・・

が、この町では何かされて、

注意すると、注意した方が悪いことになる。

 

独特の地域性がある。

それよりも、相手は御代官様、

文句を言えば、切り捨てごめんに、

なりかねない、

 

しかし、こういう事を考えると、

あの悪夢のような脱線事故が、

頭に浮かぶ、

今日この頃である・・・