時代劇で、徳川吉宗の時代に、
サングラスを掛けていたが、
サングラスは、幕末に、
佐久間象山が、日本で初めて作ったと、
記憶している。
まあ、ドラマなので、
しかし、その佐久間象山は、
途轍もない天才で、
この人が、幕末の動乱のトリふガーを、
引いたように私は思う、
龍馬の「船中八策」も、
先に象山の「海防八策」がある。
些か今日の象山の評価は、
まだまだ低いように私は思う、
もう少し長生きしていれば、
面白かったように思うのだが、
その象山の鼓動を止めたのが、
幕末の4大人斬りの一人、
河上彦斎(かわかみげんさい)
この剣士、なんと我流、
道場で修業をしたと言う説もあるのだが、
身長が低く、低い位置からの、
逆袈裟切りを得意とする。
片手抜刀の達人、
と、言う剣士の映画が今、公開されている。
「るろうに剣心」
緋村剣心のモチーフが、
河上彦斎である。
しかし、河上彦斎は、
佐久間象山の事を良く解らないまま、
暗殺し、後で偉大さを知り、
後悔し、もう人斬りは止めると、
その辺りも、緋村剣心に、
当てはまる。
佐久間象山の門下生は、
幕末のラスボス的存在のような、
しかし、白昼、馬に乗っていたら、
刀で切り殺されるとは、
コロナより恐い・・・