黄昏ウイスキー  TWILIGHT WHISKY

大阪は京セラドーム前の小さな本格的BAR「BARin」の日記 

禁酒法時代

まさか、自分が生きている間に、

禁酒法時代が訪れるとは、

寝耳に水、かなり驚いたが、

昨年から、酒=悪

 

BAR=悪のような流れが、

止まらないのだが、

日本酒が悪なのか、

ワインが悪なのか、

 

ウイスキーが悪なのか、

いやいや、どれも悪では無い、

悪なのは、飲み手の姿勢である。

ただ単に、酔っぱらうためだけに、

 

酒を煽り、奇声を上げ、

歌い、踊る若者達、

しかも、路上で、

しかも、団体で、

 

この状況下では、流石にそれは、

悪だろう、それは酒を利用しているだけで、

世の中には、静かに酒を味わう文化もある。

が、確かにこの下町では、

 

そう言う物が、まだまだ理解されない、

若い頃からBARに通っていた大人の、

少なさに、今でも驚く、

やはり、立ち飲み屋さん、

 

居酒屋さん、スナックぐらいしか、

解らない、故にBARにも、

立ち飲み屋さんのように、

どこよりも安い酒を求めて来たり、

 

スナックのように、女性に会う為に、

来たりしても、対応出来ないが、

その対応出来ない事に、

怒り出す始末、

 

ただ本人がBARの利用方法を、

間違えているだけで、

こちらが悪い訳では無い、

ましてや、立ち並ぶウイスキーが、

 

悪い訳では無い、自分のストレス発散で、

騒いだり、怒鳴ったり、

それが、店側からすれば悪である。

それがしたければ、

 

出来るお店を選んで行く事、

適当にやっているお店に行けば、

良いだけの簡単な話である。

お酒自体が、決して悪では無く、

 

飲む方の、姿勢、態度、

利用方法の問題であり、

酒を悪にするのは、

飲み手の姿勢と飲み方次第である。